【新中1】勉強法 生活習慣を整える
投稿日:2016年4月20日
穏やかな一日だった福島伊達。保原校から更新です。
コピー機屋さんが点検に来てくれました。
当初30分の予定が、気付いたら2時間弱かかってしまい
自分の志事ができませんでした。
仕方ないのです。分かっているのです。
納得いかないのは、自分の時間の遣い方。
もっと違うことできたはずだよな、と反省中です。
さて、先日から新中1にむけたアドバイスを4つ書かせてもらっています。
今日も「毎日どんな形で勉強していけばいいのか?」をテーマに
書いていきたいと思います。
初回は「授業をしっかり聞く」
第2回は「家庭学習のポイント」
第3回は「予習か復習か」
昨日の第4回は「予習をするなら」
4回もお付き合いいただいていることに感謝です。
といいつつ、今日も同じテーマなのですが
今日は有効な勉強をするために「生活習慣を整えよう」というお話です。
たくさんの勉強方法論があります。
ですが、生活習慣が整ってないと、
効果が薄くなってしまします。
”早寝早起き朝ごはん”を提唱している
100マス計算でおなじみの陰山先生が
公園のたびにその効果を説いてくださっています。
塾生のご家庭でも、十分ご配慮されていると感じます。
今日はそこから一歩先に進んで
中学生の生活習慣についてです。
中学生にもなれば、生活リズムというものが決まっていて、
どうすると調子が良くて、
どうすると調子が悪いか
体験的に理解しているはずです。
逆に何かをしないことで、
調子の良し悪しが決まることもあるでしょう。
それをいつでも守れれば、
一番いい状態をキープできるのですが、
そうもいかないのが中学生。
勉強の進度の速さ、宿題の多さ、
部活動の忙しさ
友人関係の広がり、
そういった一つ一つが重なって、
思うようにいい習慣を守れないことが出てきます。
ああ、自分はダメなやつだな、なんて悩むこともあるかもしれませんね。
そうなんです。最初のうちはうまくいかないのです。
中学生に身に付けてほしいのは
「乱れた生活習慣を整える能力」です。
忙しくなればなるほど、
人付き合いが広がれば広がるほど
自分の力ではコントロールできない部分で
生活習慣が乱れてしまいます。
そんなときでも、
いい生活習慣をキープするための方法を
身に付けてほしいのです。
部活が遅くなってしまった、なんて時があります。
本当は宿題を終わらせたいところだけど、
疲れてどうしようもない。
だったら、寝る時間を早めて、朝早くおきて勉強してみる。
分かっていても、なかなかできないものです。
早く寝ればいいのに、
いつまでもお風呂にも入らず、ダラダラテレビの前に。
ゲームに時間を取られたり、
携帯をいじっている間に、
いつもと同じ時間くらいに寝る羽目に。
やるべきこと、やったほうがいいことを素直にできない自分にイライラ。
「早く、宿題やりなさい」なんて言われたものなら
「あーもー、やろうと思っていたのに、やる気なくなったわ」
人のせいにしてみたり。
早く寝る、というミッションが、いつの間にやらできなくなっている。
別な例で言えば、練習試合などで週末が埋まり、
疲れてしまって勉強がおろそかになるパターン。
「だって忙しかったんだもん。」
言い訳にならない言い訳をする羽目に。
乱れる理由は
①自分の予定を把握していないこと。
②計画の崩れをどこで取り戻すか決めていないこと。
です。
小学生ならば、ご家庭でコントロールしてきたかもしれませんが、
中学生なら、それを自分でできるようにならないといけないのです。
ですが、当然最初から一人でできるはずはありません。
ですから、週ごとに、ひと月ごとに
「今週(今月)の予定は?」
「この日は勉強できなそうだけど、どうする?」
と前もってシュミレーションさせるのです。
そうすることでセルフマネジメント(自己管理)能力がつきます。
「中間テストが来月あるけど、
練習試合も予定されてるから、今週のうちに勉強始めよう。」
なんてできたらカッコいいですよね。
ご家庭では、時間を決めてカレンダーへの書き込みをさせてください。
最初のうちは保護者様とともに、アドバイスをしながらです。
注意点は、書き込むのはお子様自身ですよ。
自分の予定だと意識づけるためです。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!