確率について (保原校 山本)
投稿日:2015年10月3日
こんにちは、保原校の山本です。
ここに、1本の当たりクジと19本のハズレくじがあります。
1本だけクジを引くとき、当たりクジを引き当てる確率はいくつでしょう?
正解は1/20。つまり5%です。
5%の確率で海外旅行があたるのと、
5%の確率で10円のお菓子がもらえるのとでは、
クジを引くときの緊張感もかなり違うでしょうね。
新教研テストの志望校判定で努力圏の合格確率は29%以下です。
わかりやすく、20%としましょう。分数でいうと1/5です。
この合格可能性が20%の生徒が5人いた場合。
その5人の生徒が「全員不合格になる確率」は256/625(約40%)
(不吉極まりない話ですみません。計算方法は気にしなくても大丈夫です。)
意外と低いな。と感じませんか?
もう少し詳しい計算をすると、
この5人のうち「少なくとも1人は合格する確率」は約60%あります。
(計算方法は気にしなくても大丈夫です。)
だからと言って、今合格の可能性が20%の生徒も大丈夫!
という話ではありません。
大事なのは、その生徒が合格するために何をしたかです。
勉強です!
と書いても面白くないので、少し考えてみましょう。
自分がその状況ならどうするか。
うちの子がその状況なら何をさせるか。(何をしてほしいか)
うちの生徒がその状況なら何をさせるか。(何をしてほしいか)
答えは当然いろいろあると思います。
勉強というのはその最適解なのかもしれません。
おそらく、
落ちた4人の受験生がしなかったことを
その生徒はやりつづけたんじゃないでしょうか?
不合格になった生徒には必ず理由があります。
その理由に当てはまらないことをし続けることが、
おのずと、合格するために必要な条件のような気がします。
いま梁川では、40人近くの生徒が黙々と
自学に励んでいます。
うちの生徒たちは、成功例として
将来の後輩たちの手本となってもらいたいものです。