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教科書をよく読む

5月15日 曇りの福島伊達

午前中から塾で事務仕事。

ようやく終了。

ここから学童と塾。

夜まで。

ねむいぞ。すでに。

 

さて、教科書をよく読む、の話

今年、中学校の教科書が変わり、

新しい文章に触れることができて

楽しくなります。

一方で、変わらない教材もあります。

スイミーとか

少年の日の思い出とか。

なつかしい、と思われるのでは?

こうした変わらない教材には、

時代を超えた

変わらないテーマ、価値観が

あるんですよね。

 

そうした教材の一つに

ごんぎつね、があります。

子狐のごんにいたずらをされた兵十が、

ごんによるお詫びと気づかずに

鉄砲で撃ち殺してしまうお話。

「ごん、おまいだったのか。

 いつも、くりをくれたのは。」

取り返しのつかない後悔が

心臓を冷たくさせます。

 

にもかかわらずですよ、

違った読み方をするんですよ、

国語力がない小学生は。

いたずらした狐は悪者、

だから撃ち殺されて当然、

そんな話じゃないんだよ。

教科書をよく読む、

ということは

文字を追うだけじゃなくて、

筆者が伝えたいことを

受け取るということなんだよ。

そこに

自分の中で勝手に作り上げた

ストーリーはいらないんだよ。

 

音読ができるから、といって

文章の内容を理解している、とは

限らないんです。

しかも、言うに事欠いて

「文章が分かりづらいんだよ」だって。

新美南吉に謝れ。

志事すんぞ!

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