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立場が違えば答えが変わる

2019年1月14日

今日も晴れてる福島伊達。

代表渡辺が更新です。

今日は成人の日で祝日ですが、

テスト前と言うことで開校しています。

伊達市でも昨日成人式が執り行われました。

卒業して5年、

それぞれの道を歩み、

大人になっている姿をみれて

うれしく思います。

また、昨日は教え子の結婚式に

お呼ばれしました。

梁川で塾を出した時の1期生。

幸せな2人を見て

これまたうれしく思いました。

 

さて、小論文作文の対策が土曜日からスタート。

1期試験に課される

小論文作文の対策ですが、

国語、社会、理科などにも関わる講座です。

全部で4回、12時間。

今年もがんばりますよ。

 

その中で、小論文の技術的なことを

教えるだけではなく

さまざまな角度から

受講生に問いかけをしていきます。

まずは直感で、自分の意見を答えてもらいます。

次に、自分と違う人の意見の良さも

見つけてもらい、

さらに反論する練習をするわけです。

 

別にどの意見が正しいとか、

正解とかはないので、

思ったように述べてもらいますが、

必ず別な立場から考えてもらう練習もします。

 

例えば、

「税率を上げるべきか」みたいな質問をすると

皆の為になるから上げるべきです!

といった教科書的優等生発言が出てくるわけです。

社会保障費をまかなうために

税率をあげるのは理解しますが、

それだけだと浅いですよね。

 

「では、あなたは一生懸命働いて

1億円を稼いだとします。

そのうち所得税やらで

半分税金で納めてもらう、としたら

納得できますか?」

なんてさらに問いかけると

う~ん、と答えに窮してしまうわけです。

 

子どもだから、ではありません。

大人だって同じです。

立場を変えて考えることは

なかなか難しいですから。

 

たとえば、LGBTの権利、ですが

彼らの主張をどこまで認めるか、にも

いろんな考えが出てきます。

某与党議員のように

生産性がないから認めない、

という人もいれば、

全ての人に権利を認めるのが当然、

と言う人もいます。

女子トイレに

トランスジェンダーの外見男性の女性が入ってきたら、

どう思うんだろうか。

一方は犯罪だと思い、

一方は人権侵害だと思うのか。

 

動物を飼う事ができない集合住宅で

捨てられていた動物を保護する人がいて、

どう思うんだろうか。

ルールを守らない不適合者なのか。

動物虐待の極悪非道な人なのか。

 

さいころに描かれている数字は

何ですか。

1と言う人もいるし、

6と言う人もいます。

立場を変えれば、

見えてくるものが違うからです。

そうすると答えも

自ずと変わってしまうわけです。

いろんな角度から見るように心がければ、

見えるものが変わり、

答えもさらに変わっていきます。

 

小論文では、

そんなことも考えてほしいと思っています。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

 

 

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