勉強との共通点と違いについて
投稿日:2015年7月4日
初めまして保原校で数学と理科を教えています山本です。
毎週土曜日は私が更新することになりました。宜しくお願いします。
さて、タイトルに関してですが、みなさんは「勉強は_________だ。」
という例えを聞いたり考えたりしたことはありますか?
大抵のものに勉強は例えられると思いますし、
裏を返せば基本的な勉強の姿勢をなくして成功は成し得ないということだと思います。
少し前にツイッターで秀逸な例えに出会いました。
内容は「勉強は最高のゲームである。」という内容のものです。
(私もゲームをするので納得のツイートでした。)
特にスマホゲームで考えると共通する部分が多かったので第一回の内容はそれにしようと思います。
箇条書きで挙げるだけでも共通点がこれだけあります。
・「やり込み要素」がある。
・ランキングで「全国順位」がでる。
・「プレイ人口」が多い。
・「時間さえかければ」それなりの成績が残せる。
・そのうち壁にぶつかるが「工夫すれば」突破することができる。
・時には「誰かの協力」を得てクリアすることもある。
このあたりはすぐに思いつきますよね。勉強と同じです。
そのほか、大事な共通点があと三つ。
・「ゲームリリース当初から始めた」人は上位に位置することが多い。
・しばらく引退していると他のプレーヤーに「取り残される」。
・「課金」することでより優秀な成績を残すことができる。
この三つは勉強においても大事なポイントだと思います。
・「ゲームリリース当初から始めた」人は上位に位置することが多い。
というのは勉強も同様で早く取り組んだ方が勉強もいいに決まっていますし、
・しばらく引退していると他のプレーヤーに「取り残される」。
というもの勉強からしばらく離れていると学校の授業が何を言っているのかわからなくなりますよね。
(たまにそれを教え方が悪いと逆ギレする人もいるようですが・・・)
・「課金」することでより優秀な成績を残すことができる。
最後にこれです。「課金」とは勉強において何を意味するのでしょう?
問題集・参考書を購入するのも勉強における「課金」でしょうし、
もちろん、白雲館やほかの学習塾に通うというのは「大課金」でしょう。
ゲーム同様に完全に無課金で高校受験までを乗り切った人はごく少数でしょう。
(問題集などを学校で一括で購入する時点で綿密には「課金」していることになってしまいますし・・・・)
でも、勉強に「課金」するなんて言いませんよね?
一時期ニュースで問題になったせいもあって、「課金」という言葉は良い印象を与えないような気がします。(個人的に)
正しくは、『勉強するために「投資」する。』ではないでしょうか?
ここだけはゲームと勉強の違いがありそうですね。
つまり、
ゲームはこの場合あくまでも「娯楽」ですが、
勉強は人生に多くのものを残す可能性が高い(だから投資)。
ただ工夫・努力次第で、どちらでも優秀なプレーヤーになることができる。
ということではないでしょうか?
何からでも学ぶことは可能だと思いますが、
それを次の次元にまで昇華できるかどうかの鍵も
勉強にかかっているような気がします。
そのくらいの価値があるからこそ勉強に「投資」しているはずです。
この文章から何を感じてくれるかは、長々と読んでくれた方々にお任せしますが、
こんな話を第一回目にされていただきました。
ご静読ありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。
tammy