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国立大学の学部再編 文理共学を願う

今日も暑い福島伊達。梁川校から更新です。

月曜の夜にやっているTVタックルを見ました。

カジノ構想に対して激論を交わしていました。

賛成反対双方の意見が聞けるのが面白いですよね。

時々感情に任せた意見の応酬になっていますが。

編集しないで見せてほしいといつも思います。

 

賛否両論、といえば、国立大学の学部再編です。

文系学部である人文社会系や教員養成系の定員を減らし、

理系学部定員を増やそうとする動きです。

 

私個人の意見をいえば、どちらでもよい、です。

別に理系への偏重をよしと言っているわけではありません。

また文系軽視を容認するわけでもありません。

 

私は、理系は文系を学び、文系は理系を学ぶべきだと思うからです。

スペシャリストを養成したいという考えもわかります。

しかし、スペシャルな知識や技能をどう生かすか、

それは総合的な能力が必要だと思うのです。

 

身の回りには様々な社会問題があります。A

身の回りなさまざまな科学技術があります。B

 

社会問題Aを科学技術Bがどう解決するのか、が肝要なのです。

 

社会問題Aを知らずして、科学技術Bだけが発展しても

サルにコンピューターを持たせるようなもの。

社会問題Aを知っていても、科学技術Bを知らなければ、

前時代的な解決策しか生まれません。

 

どちらかに偏ってばかりではいけないという事です。

 

イメージはスティーブ・ジョブスですかね。

ご存じアップルのCEO。macもiphoneもこの人からです。

機能と美しさの融合。

シンプルな機能と、その機能を引き立てる芸術的な感性は、

偏ったものの見方だけでは出てこないものだと思うのです。

彼は、禅を学んでいたと知られています。

理系の技術だけでは、今の発展はないと思われるのです。

 

もちろん、大学4年間という限られた時間しかないので、

理系の学部を増やし、技術力を高めたいという意図は分かります。

しかし、理系の力だけが、絶対ではないのです。

 

国家が、理系の学部を重用しようとも

賢い学生の皆様には、古典や芸術、社会学や文学といった

教養の部分も身に付けていただきたいと思います。

 

文理、それぞれを学び

ともに補完し、ともに高めあってほしいと願います。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

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