必要な苦労
投稿日:2024年11月22日
11月22日 曇ってきた福島伊達
今日は学校が早い下校だったので、
みんなで散歩に行きました。
近くにある銀杏の木を見て回りました。
銀杏の実がなるのが雌、
実がないのは雄、
そんな話をしながらウォーキング。
さて、必要な苦労、の話
日本は恵まれた国だと思います。
他の国の賃金が高かろうが、
安全で清潔で努力が報われる国ですから。
塾に来ている子どもたちの多くが
恵まれた環境にあると思います。
それでも不平不満を口にし、
努力を軽んじる態度が見受けられます。
やらなければならない、と
周りが忠告しても
やらない人もいます。
やらなくても苦労しないからです。
やらなくても困らないからです。
誰かが手助けをし、
苦労させず、困らないようにするからです。
保護者の気持ちとすれば、
苦労させたくない、困らせたくないと
努力不足であったとしても
万難を排したくなるのは分かるんです。
ただ、それが
やらなくても、どうせ大丈夫っしょ、と
悪い成功体験になっていませんか。
やるべき時にやらなければ、
自分が困る。
やるべき時にやったから、
困難を免れた。
自分の行動とそれがもたらす結果に
責任を持つ。
必要な苦労があって
その苦労をこなすこと、
乗り越えることから
逃げ回っていれば、
いずれ立ち行かなくなる、と
身をもって学ぶのも
子どものうちに必要だと思うのです。
先日、高校選定にあたって
推薦取り消しがあったそうです。
理由は評定不足でそうです。
点数なのか、提出物の未達なのか。
なんにせよ
やるべきことを軽んじた結果だと思うのです。
やらないと困ることになる、
小さなうちに知るのも
大事なんだろうな、と思いました。
志事すんぞ!