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感覚の死

11月20日 曇りの福島伊達

イライラする自分がいます。

ご機嫌は自分で取るしかないんですけど、

ご機嫌を取る時間もないのがイライラします。

さて、感覚の死、の話

谷川俊太郎さんが亡くなりました。

もはや説明も必要ないくらい

有名な詩人です。

 

関係ないですが、

back numberの清水伊与史が

「思い出せなくなるその日まで」の中で

寒いねっていったら
寒いねって聞こえる
あれは幸せだったのね

と書いています。

いい歌の、いい歌詞です。

谷川さんの詩にもありました。

 

「ここ」 

どっかに行こうと私が言う
どこ行こうかとあなたが言う
ここもいいなと私が言う
ここでもいいねとあなたが言う
言ってるうちに日が暮れて
ここがどこかになっていく

 

短い詩です。

言葉も難しくありません。

だけど、

幸せを感じさせてくれます。

 

谷川さんの死は

個人という生命体の終わり、だけでなく

谷川さんを通して

言葉になって

我々に様々な気づきを与えてくれた、

その感覚の死のように思うのです。

 

今一度、読み返してみたいです。

志事すんぞ!

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