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103万円の壁

11月2日 雨の福島伊達

学童で制作したランタンですが

福島市商店街連合会様から

雨のため日をあらためて飾ることとなりました。

決まり次第、ご連絡いたします。

さて、103万円の壁、の話

今回の衆院選で大躍進した国民民主党

彼らが訴えているのは

103万円の壁をなくし手取りを増やす、

という働く世代に目を向けた提言でした。

年間で103万円以上働くと

所得税がかかってくるので、

働き控えをする人が多く出ます。

その壁を取り払う、ということらしい。

 

103万円の壁をなくし、

178万円まで働けるのはありがたい、と

私も思っていましたが、

思い違いをしている部分もあるようです。

国民民主党の提言を読み返すと

あくまで所得税がかかる

103万円の部分について壁をなくすと訴え、

社会保険料がかかる130万円や

配偶者控除の150万円や

配偶者特別控除の201.6万円については

明言されていないんです。

てっきり、そちらもスライドさせると思っていました。

 

働いたのに負担が大きくなる

働き損、なんて言葉もありますが、

社会保険料に関しては

年金の意味合いもあるので、

一概に損だとは言えませんが、

少なくない負担を数字で示されると、

今現在の生活を考えたら

働かない選択をする人もいると思います。

 

何十年も前の基準を放置し続けたツケならば

どこかのタイミングで

改正しなければならないわけです。

自分の将来のために負担する税ならば

ある程度の理解が得られるはずです。

働き損、なんて言葉や

働かない人優遇とか高所得者優遇とか

分断を引き起こす言葉が

少しでも減るような一体改革、

頭のいい官僚や、政治家の皆さんなら

できるんじゃないかなぁ、と

期待します。

 

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