3.11
投稿日：2024年3月11日
３月１１日 晴れの福島伊達
さっそくですが、3.11、の話
あの日は中学校の卒業式でした。
一人で仕事をしていいる時に
高校を卒業した塾生が
あいさつに来てくれました。
雑談をしている時に
大きな、長い揺れに襲われました。
今まで経験したことのない
尋常じゃない揺れ。
隣の家からは瓦が落ちてきて
外は瓦の割れる音が響きました。
隣のおじいさんを車に避難させ、
エンジンをかけて暖を取ると
テレビからは災害の様子が伝えられてきました。
停電になったので、
塾もできないと判断し、
塾生を自宅に送って
「しばらく休みます」を書きつけて
塾を閉めました。
信号が止まっている中、家まで急ぎ戻り
そろった家族の顔を見て
ほっとしたのを覚えています。
合格発表どうすんのかな、と
被害の様子確認しねっか、と
原発大丈夫なんだべか、と
いろいろ考えることばかり。
不安、しかない。
そんな3.11でした。
あれから１３年が経ち
その間に水害があり、
２度の大きな地震にもあい、
感染症の拡大まで食らって、
それでも、
なんとか塾を続けられています。
残された人間には
生き抜く課題をこなすことが
求められていくわけで、
歯を食いしばりつつも、
笑顔で前に進みたいと思うのです。
がんばろう、福島！
がんばってるよ、福島！
志事すんぞ！
