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テスト4回に反対

10月20日 空が高い福島伊達

各地で熊の被害が聞かれます。

福島市の渡利でも目撃されたとか。

市街地にも現れるようになった野生生物。

熊だけでなく猪や鹿、猿が

今夏の猛暑による食糧不足の影響で

人里に下りているそうです。

畑を荒らし、人に危害を加える

動物たちではありますが、

彼らの生活圏を脅かし、

生活環境を破壊しているのは

われわれ人間の所業だとすると

なんとも皮肉なものです。

さて、テスト4回に反対、の話

最近、中学校では定期テストの回数を

年4回にしているところが増えています。

2期制というやつで、

前期中間、期末、後期中間、期末の

4回に減らして、

学校の業務効率化を図っているようです。

教職員の負担軽減策の一環であり、

負担軽減は必要なものですが、

テスト4回の制度には反対します。

 

この4回の制度になってから、

学力が向上したという話は聞きません。

それどころか、

平均点を見ると

下がっている傾向にあります。

そりゃそうです。

5回あったテストが4回になったことで、

子どもの負担は25%増しですから。

このまま続けていったら、

数年前よりも数段、学力は下がると思います。

 

テスト範囲を見てみても、

心配になるばかり。

今回のテスト範囲の最終ページは

教科書の半分あたりの教科、学年が

けっこうちらほら見受けられます。

4回あるテストのうち3回で

教科書の半分しかテストしない、

ということは、

残り1回のテストで

残った教科書半分を進めて、

身に付けて、力をつけて

テストするのですよ。

難しくないですか?

ちゃんと学力をつけて、

子どもたちの将来を拓くためには

今のやり方は適していますでしょうか。

 

回数をこなすことが定着のカギであると、

塾生にも伝えていますが、

学校のテストだって同じだと思います。

テストを通して

今一度復習し、定着し、

テスト勉強を通して

受験勉強に必要な力をつける。

そのチャンスを減らしてしまうのは

子どもたちのためにならないと

思ってしまうのです。

 

中学3年間で3回の減少。

たかが3回、されど3回です。

今一度、再考を。

志事すんぞ!

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