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古文漢文不要論

6月12日 曇り空の福島伊達

東北地方が梅雨入りしました。

じめじめとした季節ですが、

エアコンをつけると寒い、のが

なんとも嫌ですね。

さて、古文漢文不要論、の話

何年かおきに話題になりますが

今回も国会議員さんが叫んでいます。

「古文漢文は必要ない」

「金融教育を充実させるべきだ」と。

この手の話は

必要なもの、不要なものを

その時々で替えながら、

なんだかんだと論争になります。

 

以前だと

男子の家庭科教育、

プログラミングといった情報教育、

小学校での外国語教育、

などが叫ばれ、

既に学校教育に組み込まれているものもあります。

金融教育もリテラシーを高めるためには

不要だとも思えません。

 

じゃあ、代わりに何を削るのか。

その案の一つが古文漢文、なんですよね。

現代の、今まさにこの時に、

古文を読めなきゃいけないのか、

漢詩をかけなきゃいけないのか、

ということですよね。

 

確かに、普段の文章を見てみると

古文漢文は使われてないですしね。

普段、日常で使われてるかどうかなら、

数学の中、理科や社会の中、

英語だって、全てが使われているわけじゃないから

不要な分野が出てきそうです。

 

そう考えると、勉強自体

不要な人にとっては不要だし、

必要な人にとっては必要なものです。

ただ

何を、どこまで学ぶか、によって

その人の幅が広がり、

その人に深さが生まれ

出来ることが変わってくる。

そんなものです。

古文漢文の素養がある人、が

求められる場に進む人、

金融リテラシーを持つ人、が

生きやすい場所、

それぞれあると思います。

 

学び手のレベルと、

求められる力に応じて、

学ぶ内容なんて

変えてもよさそうなものです。

一律の金融教育を与えたところで、

みんなが皆、資産形成を始めるといった

お上が期待するようなことは

起きないんじゃないかな。

 

まぁ、古文漢文ができる人は

そもそも金融リテラシーも高そうですし、

古文漢文がちんぷんかんぷんな人なら

高度な金融教育も身に付かないのでは。

 

志事すんぞ!

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