テスト対策 成人の日に思う
投稿日:2015年1月12日
風の強い福島伊達。梁川校から更新です。
学年末に向けて受験生はテスト対策中です。
今日も2時から9時、通称ニジクジで参りましょう。
さて、昨日は伊達市でも成人式が行われました。
私は休みでしたが、塾生が顔を見せに来てくれたようです。
皆が成長していく姿を時折見るということは、
この仕事の喜びでもあります。
20歳にて大人になるという事ですが、
仕事をしている人もいれば、学生の人もいるでしょう。
酒やたばこが解禁されますし、
選挙権も与えられます。
即物的な、権利が増えるといった大人もありますが、
私は「覚悟を決めて生きる」ことが大人の在り方だと思うのです。
大人になれば、責任が増えて、
今までは大目に見てもらっていたことも許されなくなり
窮屈であるかのように感じるかもしれません。
しかし、社会の窮屈さなんて学生時分に十分体験したでしょう。
服装から門限から、全てが自分の意志の赴くままにできるわけではなかったはずです。
一人で生きることができない社会にいる以上
多少の窮屈さはやむを得ないにしても、
「覚悟を決めて生きる」ことができれば
往々にして楽しいものです。
毎年のように「成人式」という場で暴れまわり逮捕される輩がいますが、
あれとて、一つの覚悟なのでしょう。
ただ、私や世の多くの親が願う覚悟とは違った形で発露しただけで。
彼らは楽しんでいると思います。
その一瞬を。
何も積み重ねることなく過ごしてきて、
「成人式」という場における一瞬でしか、表現できない楽しさを。
私は彼らのような事をしてほしいのではなく
人生すべてを楽しんでほしいと思っています。
一瞬の楽しさもありだが、人生の長きをかけて得ることができる楽しさのほうを。
自分を作り上げる喜びを。
それには「覚悟」が必要です。
自分は〇〇をする。自分は〇〇になる。
どうしようかな、なんて悩んでいる時間はないんです。
そう、あなたには確実に終わりの時を迎える訳ですから。
残酷なものいいかもしれませんが、
成人式はお葬式なのです。
子どもの自分との決別なのです。
幸福なことに、いままで与えられてきた環境は
実は多くの人によって守られてきた環境で、
今度は、その担い手にあなたがなるのです。
あなたが、社会に必要な一人となるために「覚悟を決めて生きる」ことができれば
もっともっと世の中はよくなります。
自己の実現が叶うという事は社会に必要だからできるのであり
社会への貢献なくして、自分のアイデンティティの成立はないのです。
時間はないのです。
かくいう自分にも、2回目の成人式が近づこうをしています。
自分が20歳のころ持っていた思いを少しずつ体現できるようになってきましたが、
もっと加速度をつけたいと思うようになりました。
残された時間を思いながら、
今日を大事にしていきたいと思います。
成人おめでとう!
俺はお前らに負けん!
さぁ、いきましょー!