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車の両輪

曇り空の福島伊達

それほどは寒くないけど、

空気が乾いている感じがします。

 

さて、受験生たちも乾いてきました。

もっともっとと、どん欲になってきています。

勉強時間が増え、勉強量が増え、

質が高まり、理解が深まっています。

「入試の過去問」と「基本問題のテキスト」

どっちが点数を伸ばしますか?

と質問されることがありますが、

どちらかではなく、

両方大事だと考えてください。

 

それらは、ちょうど車の両輪のようなものです。

どちらか一方では、うまく進みません。

基本問題ができなければ、

入試問題は解けません。

だからといって、

基本問題ばかりでは、

伸びていきません。

入試問題に取り組んで、

実践力がついていきます。

ただ、入試問題を解く中で、

やっぱり弱点や、穴や、苦手分野が見つかります。

そうしたら、

もう一度、基本問題に戻ればいいんです。

 

基本→応用→基本→応用→

この繰り返しが、

学力を確かにしていきます。

ある子は歴史が苦手です。

歴史の入試問題を解くこと、

歴史の一問一答を解くこと、を

毎日の課題にしています。

また、ある子は理科の点数は取れるものの

電気の分野ができていません。

そこで、今一度電気の単元をやり直しています。

別な子は、古文の問題を

1年生、2年生のテキストから復習しています。

 

問題を見ただけで、

答えが分かる裏技、なんて

持っていません。

地道に愚直に泥臭く、

自分の能力を高めていってください。

楽して手に入れた力は

失うのも早いもんです。

今の苦労は高校生になっても、

きっと役に立ちますから。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

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