車の両輪
投稿日:2021年12月9日
曇り空の福島伊達
それほどは寒くないけど、
空気が乾いている感じがします。
さて、受験生たちも乾いてきました。
もっともっとと、どん欲になってきています。
勉強時間が増え、勉強量が増え、
質が高まり、理解が深まっています。
「入試の過去問」と「基本問題のテキスト」
どっちが点数を伸ばしますか?
と質問されることがありますが、
どちらかではなく、
両方大事だと考えてください。
それらは、ちょうど車の両輪のようなものです。
どちらか一方では、うまく進みません。
基本問題ができなければ、
入試問題は解けません。
だからといって、
基本問題ばかりでは、
伸びていきません。
入試問題に取り組んで、
実践力がついていきます。
ただ、入試問題を解く中で、
やっぱり弱点や、穴や、苦手分野が見つかります。
そうしたら、
もう一度、基本問題に戻ればいいんです。
基本→応用→基本→応用→
この繰り返しが、
学力を確かにしていきます。
ある子は歴史が苦手です。
歴史の入試問題を解くこと、
歴史の一問一答を解くこと、を
毎日の課題にしています。
また、ある子は理科の点数は取れるものの
電気の分野ができていません。
そこで、今一度電気の単元をやり直しています。
別な子は、古文の問題を
1年生、2年生のテキストから復習しています。
問題を見ただけで、
答えが分かる裏技、なんて
持っていません。
地道に愚直に泥臭く、
自分の能力を高めていってください。
楽して手に入れた力は
失うのも早いもんです。
今の苦労は高校生になっても、
きっと役に立ちますから。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪