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紙と電子、自転車と新幹線

昨夜から雨が続き、

午後に伊達市内で洪水警報が出されました。

今回は、夕方には雨もやむことが

予報されていましたので、

開校ということにいたしました。

休校の際は、HPやLINEにて

公式にお伝えいたします。

ご確認をお願いいたします。

 

さて、昨日twitter上で

一つの論争が起こりました。

「紙の辞書」を使うべきか、

「電子辞書」にするべきか、

それぞれの立場から

考えが述べられていました。

 

「電子辞書」は

持ち運びに便利で、

すぐに検索結果がわかる

効率の良さがあります。

一方、「紙の辞書」には

手間をかける分の定着する、

目的の語句の周辺知識も分かる、

また、愛着がわく、といった

ご意見もありました。

 

私個人は、紙の辞書派ですが、

使う人と使う目的が違えば、

選択は変わると思っています。

 

塾で小中高校生に教える立場からすると、

小中学生は紙の辞書から。

高校生以降は電子辞書もいいんじゃない、です。

小学3年生くらいから辞書をひき始めますが、

紙の辞書を使うことで、

意味の理解だけでなく、

50音の表示に手で慣れる、という効果があります。

まだまだ体が未発達な小学生にとって、

手先を使うことは脳の開発にも効果的です。

50音の並びを意識しながら手を動かす効果は、

少なくないと思われます。

また、小学生に電子辞書を預けても、

正直調べきれません。

検索した言葉の説明が、

大人向けであることが多いため、

小学生にとっては分かりにくいからです。

それから、電子辞書は安くありませんよね。

小学生くらいだと、

思いがけずに、壊すこともあるかと。

通学の距離のある高校生や社会人ならば、

持ち運びも簡単ですから

電子辞書のほうが便利だと思います。

 

あと、目的の違いもあると思います。

勉強をしたいのか、

効率よく学びたいのか、

何のために辞書を引くのか、です。

語学や言語を勉強したいのであれば、

紙の辞書は読み物としても有用です。

周辺の情報も無駄にはなりませんから。

ですが、今わからないものを調べて

分かればいい、というものなら

紙の辞書を引く時間も、

周辺知識も無駄に見えてきます。

 

自転車と新幹線、

どちらを使って旅をするか、

という選択に似てる気がします。

目的地に行き着く過程を大事にするのか、

到着する速さを重視するのか。

 

そういえば、

教育系の人は「紙の辞書」派が

ビジネス系の人は「電子辞書」が

それぞれ多かった印象があります。

 

何はともあれ、

分からないことを調べる、という姿勢は

持ち続けたいです。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

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