まだまだほど遠い日常
投稿日:2019年10月18日
今回の水害で梁川町は大きな被害を受けました。
今までの塾の様子とは違っています。
塾生の中には、
道路の分断や自動車の水没、
復旧作業の疲れから、
塾に来ることもままならない方もいました。
来たとしても、
制服が無かったり、
復旧に向けて動いたせいか
温かい部屋に入って疲れて眠る塾生もいました。
普段なら声をかけて起こしますが、
眠れない夜を過ごし、
泥にまみれて重い荷物を抱えていたかと思うと
あったかい部屋で安心できてるのかと
思ってそのままにしてしまいました。
休憩時間の過ごし方も今までと違います。
買い物をするにしても
今まで利用していた店舗も被災したため、
遠くまで行かなければなりません。
そんな中、今日中学校では合唱祭が行なわれました。
楽しむんだよ。
普通の中学校生活を。
そして
普通の中学校生活を送れるということが
どれだけ有難いことか
感じてくれるといいな。
それにしても、日常は遠いです。
今日も、復旧作業のお手伝いをしてきました。
連日、自衛隊のみなさんが
復旧作業に当たってくださり、
道路にあった災害ゴミも
見る見る間に無くっています。
聖光学院の野球部さんも
復旧作業を手伝ってくれています。
伊達市の社会福祉協議会でも
ボランティアセンターが立ち上がり、
受け入れを始めました。
災害ゴミは減っても、
まだまだ家の中は手付かずだったり、
掃除が終わっていない家がほとんどです。
某代議士が今回の災害を
「そこそこの被害だった」などと
のたまっていましたが、
被災者の前で、
苦しんでいる人の前で、
その言葉を吐いてみろ!と
そして
”そこそこの被害”なんだから
ちゃっちゃと被災者を支援しろ!と
悪態をつきたくなります。
1日も早く
日常が取り戻せるよう、
できることをしていこうと思います。