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平和で仲良くが一番国益になると思うのです

今日も児童の来所にあわせて立哨。

まってる間、手持ち無沙汰なので

ついでに草むしり。

結構暑くてつかっちゃは。

 

お休みのはずの小学生が来てしまったり

しかも、お問い合わせの電話やらが入ったり、

何やらかんやら。

ワンオペ大変でした。

 

さて、ちょっと心配になったので

書いておこうと思います。

「韓国って悪い国なの?」

と無邪気な質問が来ました。

小学生ですから、

毎日流れるテレビの報道を見て、

そう感じてしまったんでしょうね。

公共の電波で、流される情報を

見続け聞き続けたとしたら、

子どもたちは自然と何かを感じ取ってしまいます。

テレビの報道以外にも、

某雑誌のヘイト特集、

芸術展への嫌がらせ、

高校球児の安全のための措置、

両国の観光客交流人口の減少の話、

そして竹島の武力奪還をさけぶ残念な人。

 

どちらの国が善い悪いは別にして

こういった話を聞くだけで、

少なからず印象は悪くなっていくでしょうね。

 

国家間の問題が、

それも一つ一つは別な問題が、

ごちゃ混ぜになって、

別な次元にまで発展してしまっている。

賠償問題は賠償問題だし、

歴史認識は歴史認識だし、

輸出管理は輸出管理だし、

安全保障は安全保障。

それぞれの問題が、

同じ原因であるかのように扱うのは

無理だと思うのです。

 

友好を図る努力は続けるべきだし、

国際社会の平和を守る大義を優先する。

そのために必要な措置は粛々と進める。

それだけなのに。

 

教育には力があります。

子どもたちを変える力です。

子どもに何を教えるか、によって

心に植えつけられるものは変わります。

しかも、それは

後から変えがたいものになりがちです。

たかが一時期のこと、

おおげさだ、

大人になれば変わる、

と思いたいですが、

実際はけっしてそうではありません。

隣国の反日教育然り、

イスラム過激派による反米教育然り、

貧しい国での

生きるために仕方なくする悪事も

年長者からの教育です。

 

「悪い国」だと植えつけてしまっては、

これからよい関係を築いていく上で

弊害となってしまうと思うのです。

 

もちろん、納得がいかない部分もあります。

それは粛々と進めるだけです。

それはそれ、だけど

国民と国民は別だと思いたいのです。

 

米中が貿易摩擦により、

関税の掛け合い、チキンレースになってます。

国民生活には少なからず影響もあるでしょうね。

自然災害はどうしようもないですが、

戦争は人為です。

戦争のない平和な社会は

目指すべき目標だと思うのです。

平和で安心して暮らせる。

国家民族間での争いのない社会。

仲がいいということは

それだけで国益だと思います。

 

先ほどの質問には

「そんなことはない」と答えました。

いろいろ解決しなきゃいけないことはあるけど、

悪い国ではないんだよ。

友だちと意見があわなかったり、

言い争ったり、

ケンカになることもあるよね。

だからといって、

悪い人ではないよね。

お互いの考え方が違うところがあって、

今は少し仲が悪くなったんだよ。

 

子どもに話すのは難しいですな。

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