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成績が上がらないのは、教科書が読めないせいかも

新井紀子先生が書いた

「AI vs 教科書が読めない子どもたち」は

読んだ後に、危機感を覚えましたが、

教科書を読めない子どもたち、

は現実にあります。

公立の中学校に通う生徒ですから、

日本語が話せないのではありません。

また、文字が分からないのでもありません。

文章が理解できないのです。

 

何が課題なのか、

一つに絞ることはできません。

すでに習ったはずの漢字が

書けない、だけでなく読めてない。

さらに、語彙力の問題として、

読めても分からない、そもそも知らない。

てにをは、が続く文章や問題になると、

とたんに何をしたらいいのか分からなくなる。

 

昨日も数学の授業で、

国語ではなく、

ある自然数を2乗すると225になる。

ある数はなんですか。

という問題を見て、

15の2乗と答えてしまうのは分かる。

だが、素因数分解ができても、

その後、何を答えるのかわからない、

何と答えるのがいいか分からない、

子がちらほらいるのです。

 

話を聞いてみると、

「教科書をちゃんと読めてるか、分からない」と。

ひょっとしたら、

教科書の漢字が読めてないままかもしれない。

言葉をイメージできないままかもしれない。

意味が分からないままかもしれない。

そんな子が、学校の現場には、

少なからずいるのだと考えられます。

 

それが、国語だけでなく、

他の教科にも影響していて、

成績を押し下げているのかもしれません。

 

国語のテストで測る以前の大問題だと思います。

学校だけでなく、ご家庭での

言語活動に少しでも

気をつけていただければと思います。

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