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入試国語の文章を読むということ

今日も晴れてる福島伊達。

代表渡辺が更新です。

昨日のお休みは、

体調の回復に努めました。

昔は寝たら復活したのに。

休みがあるだけで復活したのに。

休みに体を休ませる工夫をしないと

復活できないあたりに、

老化を感じてしまいます。

まぁ、休みだから何もしない

というわけにもいかず

仕事をしてしまうからまだまだです。

自分働き改革を実行しないと。

 

さて、大学受験を控える塾生と

国立二次で使う現代文の勉強中。

センター試験の国語もたいへんですが、

ある程度文章が読めないと、

大学で困りますからね。

で、先日こんな問題文が。

思想や倫理は

現実の前に脆弱であることを理解し、

理想の実現のためには

行動することが大事だ。

という趣旨。

ヒトラーはソ連を非難しながら

その後不可侵条約を結んだ。

主義者ですら、いとも簡単に

思想を変えうる。

という具体例と共に。

 

こんな文章を高校生は読むのだろうか。

入試以外で高校生が好き好んで手に取るだうか。

140字の文芸と数単語羅列による会話しかない

日々の言語活動で

どこまで知識を増やし、

思索に励み、答えに近づこうとしているだろうか。

 

「イミワカンナイ」とだけ音を発し

見て見ぬふりをし

思考も行動も止めているのに

大学には行きたい、と言われると

何しに行くの?

お金の無駄じゃね?

と、思ってしまうのです。

 

全然読書なんてしない高校生がほとんどです。

受験勉強に役に立つ文章にしか触れない。

部活に手いっぱいで本は持たない。

そんな状況だろうと理解します。

 

だとしたら入試の国語は、

「新しい世界への扉を開く」

という意義があると思うのです。

今まで考えてこなかったような話題にふれ

今までやってこなかった思考をする。

ひょっとしたら、

おもしろい話題だ、観点だ、と

興味を広げていくかもしれない。

 

そんな可能性も

入試の国語には

あるのかもしれません。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

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