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【国語】2 「登場人物」は「自分」ではない

また寒くなった福島伊達。

代表渡邉が更新です。

NHKのテレビ番組で、

”学びの貧困”を特集していた。

大人になっても平仮名が書けない。

当然、生活に必要な文字も満足読めない。

最低限の計算ができない。

小学校を卒業してない。

怠惰だけが原因ではない。

家庭環境の問題もある。

自分にできることは

なんだろうか。

もっとも

今よりも貧しかった時代の人たちが、

読み書きができる以上、

学ぶ意欲にも問題があるのだろうけれど。

 

さて、昨日に引き続き国語ネタ。

昨日は中学生への話。

今日は大学受験に向けた話。

 

答えの根拠を考えなければならない。と

昨日お話しました。

この一文から考えると、

答えはこうである!

といえるようになってほしいのです。

 

ですが、

”この一文”は誰の視点か、も

考えなければなりません。

ある状況が設定されているとして、

その状況を誰が見ているのか、によって

答えは変わってくるはずです。

その状況を見ている「登場人物」の

年齢、性差、社会的身分、時代背景、、、

そういったものが、

答えを変えます。

 

なのに

「自分」の視点で答えを書いてしまっては、

間違ってしまうのです。

「登場人物」が幼い子どもだとすれば、

今の「自分」よりも

状況を正しく判断することはできません。

 

「登場人物」に「自分」を当てはめすぎてる、

感情移入をしすぎている。

それでは、問題を解くときはまずいのです。

 

「登場人物」の立場に立った

解答が求めれます。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

 

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