世界遺産は単なる観光資源なのか
投稿日:2017年11月2日
小春日和の福島伊達。
代表渡邉が更新です。
スタッドレス交換してきました。
山沿いは雪になりました。
いつ平野部に降ってくるか
分かりませんからね。
準備しておくに越したことはないわけで。
あ、嫁の車もやらなきゃ。
さて、エアーズロックが入山?できなくなるとか。
世界最大の一枚岩と知られる
オーストラリアのエアーズロック。
現地の言葉ではウルルと呼びます。
登る人が多くなり、
崩れてしまうなどの事案が発生し、
保護の観点から
登れなくなるらしいですね。
もともと先住民である
アボリジニの聖地で
反対もあったとか。
世界遺産は、後世に受け継ぐべきものであり
単なる観光資源ではないのだから
当然の流れだと思うのです。
日本の世界遺産にも問題が出てくると思います。
海の正倉院こと、宗像神社。
世界歴史遺産として登録されました。
でも
女人禁制の島なんですよね。
これってどうなんですかね。
性差別だとして糾弾されるのか、
女性にも開放するのか。
宗教的な伝統として容認するのか。
観光客の経済効果に目を向けるのか。
正解がないだけに、
答えを出すのは難しい問題です。
ですが
個人的な意見として、
アボリジニや地元の伝統を受け継ぐ人たちの
意見や考えを軽視してはいけないと思うのです。
世界遺産が経済効果を生み出す
観光の目玉となることは分かります。
ですが、
一時の栄養ドリンクのようなもので、
脈々と受け継いできた
「守る」という意識こそ
引き継いでいかなければならないのではないか
と思ったのです。
伊達市にも、観光資源があります。
歴史的な建造物。
風光明媚な自然。
どちらも先人が守り続けたもの。
自分達の現世的経済的な利益だけを考えて、
勝手にいじくり回すことがないように
気を付けないと、
と考えさせられました。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!