東大も推薦入試!?(代表渡邉)
投稿日:2015年11月5日
秋晴れの福島伊達。代表渡邉が梁川校から更新です。
県議会議員選挙が始まりました。選挙カーが走り回っています。
今回の投票率はどうなるのでしょうかね。
前回の選挙は47%。笑うしかありません。
若い世代の人たちのための政策なんて出ようがないですわ。
子育て世代のための政策なり、教育に関する政策なり、
充実させたいと思うなら、自分から政治に参加しないといけません。
さて、東大が推薦入試を始めましたね。
多様な人材の確保が目的とされていますが、個人的には賛同できません。
センター試験を課すことを条件にしてはいますが、
推薦が、能力を測る目安となる二次試験の代替とは思い難いのです。
なぜなら、推薦には各高校の恣意的な尺度がはさまれるからです。
A高校から推薦された人と、B高校から推薦された人が、
どちらが東大にふさわしいのか判別は難しいですよ。
もちろん、やるからには成功してほしいと思います。
日本の価値基準から逸脱するような大物が欲しいのは分かります。
しかし、そんな人は東大にいなくてもいい、というのが
社会全体の多様性だと思うのですが。
センター試験と二次試験、この二つを勝ち抜かなければならない
残酷な一発勝負が、一番平等だと思うのです。
その時、力を出せなければならない。
そういうことは多々あります。
緊張して力が出せなかった、というのは自分の力不足だ
と謙虚になるのも必要だと思うのです。
私見とは逆に、世の中は推薦入試が増え、大学入試の多回数受験化が進んでいます。
全てが悪いとは言いませんが、
どこか、緩い空気感があって違和感を覚えるのです。
世界で勝ち抜く人材を育てるという言葉にそぐわないような。
受験って厳しいぞ、社会って厳しいぞ、
自分が能動的に向かううちは楽しさもあるけど。
次があるからいいや、そんな気持ちにだけはなってほしくないものです。
よし、志事すんぞ。
さぁ、いきましょー!