結局生き方かな
投稿日:2025年12月16日
12月16日 曇りの福島伊達
世界では銃の乱射事件が、
国内では刺傷事件が、
なんだか暴力が横行しています。
クリスマス前のイルミネーションとは裏腹に
ニュースが心を暗くさせます。
さて、結局生き方かな、の話
都会の方では中学校受験が盛んで
今この時期は
小学6年生が何時間も勉強し
来春の入試に備えています。
ここいらの子どもたちとは
まったく違う世界線です。
そんな中、某中学校受験用の塾が
1月の講習会を設定し話題です。
追い込みですから、
土日を使う講習は珍しくないですが、
平日の、本来学校に行っている時間帯に
講習を設定しているからです。
中学受験をするご家庭だと、
1月に小学校を休ませることは
割とあるようです。
理由としてよく聞くのは、
勉強時間の確保だったり、
体調管理のためだったり。
ここまでの判断は、
それぞれのご家庭によるもので
責任はご家庭にあります。
そこに目をつけて、
塾として講習会を開く、となると
賛否両論出てきますわな。
肯定的な意見とすれば、
学校を休ませるのであれば
より効率よく過ごす為めには
塾を利用するの一つの手だ、とするもの。
一方で、否定的な意見としては
小学校の意義が損なわれること、
また、まじめに出席した人が
不利益となる差が生じること、
などが聞かれました。
受験戦争、と言われていた
日本の高度経済成長期や
受験が人生を左右すると言われて
過熱を見せる中国や韓国のように
受験がすべて、となってしまうのは
いいことばかりではない気もします。
いい教育を与えたい、という
親心も分かりますし。
悩むところです。
結局は生き方の問題なのかな、と。
入試のために休む、という一事が
万事の選択につながるならば、
他の場面でも
同じような選択を是とするだろうな。
そうした子どもや家庭を受け入れた中学校も
次の高校入試や大学入試で
彼らが休んで受験勉強する、という選択を
悪いことだとするわけにいかなくだろう。
バイトや仕事も自分の都合が
最優先されるべき、として
ふるまうようになるのかな。
う~ん、むずかしいな。
やっぱり生き方の問題だな。
似た構図として
通信制高校の甲子園出場についても
同じ違和感がある。
通常の高校生は勉学にあてる時間を
野球の練習にあてて強くなる。
甲子園に行くための最適解、
とするのか
教育の一環としての高校野球、か。
もやっとするけど、否定はできない。
生き方の違い、なんだよな。
まぁ、それぞれが
それぞれの信念のもと
選択するだけなんですけどね。
志事すんぞ!





