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私立高校の無償化

11月7日 晴れの福島伊達

今週頭から新しく入った学童や塾生。

慣れるまではあれやこれやと

時間がかかるようで、

てんてこまいでした。

さて、私立高校の無償化、の話

私立高校の授業料に無償化の動きがあり、

来年度からは所得制限なく

完全無償化になるようです。

私たちの頃は

私立高校はお金がかかるから、と

敬遠されていましたが、

今では魅力的な選択肢の一つとして

積極的に志望するご家庭も増えました。

 

ですが、よくよく話を聞いてみると

勘違いされているご家庭もあるようです。

「無償化なのにお金がかかるの?」

と聞かれることが実際にあるんです。

無償化は

あくまでも授業料だけです。

その他にもかかる費用はたくさんあります。

合格すれば入学金の納入があり、

入学すれば授業料のほかに

実験実習や模擬テストの費用、

保護者会や生徒会、部活動の費用、

施設の使用料などが当然かかります。

これらは

各学校の募集要項に書いてあることです。

それだけではありません。

制服もそろえなければなりません。

部活動によっては

たくさん費用が掛かることもあります。

また、修学旅行で海外に行くとなれば

その積立金もそれなりにかかります。

ところが

これらの費用全てが無償化になる、と

思い違いをしている場合があります。

 

無償化だから、

高校進学にお金がかからない、

ということではありません。

私立高校は

その魅力的な施設やカリキュラムを

維持するための別な費用が

当然かかってくるということになります。

 

高校無償化による負担の軽減は

望ましいことですが、

少子化の対策になっているか、は

検証が必要だと思います。

それなりの教育を与えたい、と

保護者が望んだ時に抱える

不安であったり、

保護者自身の老後の問題といった

新たな課題であったりを

解決解消できなければ

少子化の傾向は変わらないんじゃないかな。

 

とりあえず

無償化は、あくまで授業料のみ、です。

 

志事すんぞ!

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