福島藩 守谷早苗著
投稿日:2025年9月8日
9月8日 晴れの福島伊達
疲れの取れない週末。
それもまた
今の自分にとって
必要な時間なんでしょうね。
さて、福島藩 守谷早苗著、の話
現代書館のシリーズ藩物語から
福島藩を読みました。
歴史が好き、というのもありますが、
著者の守谷早苗先生は
高校時代の恩師。
買わざるを得ないでしょう。
幕藩制度が敷かれた
江戸時代の福島市を中心とする
福島藩の歴史について
政治だけでなく、
経済や産業、文化について
幅広く書かれていました。
福島市が県庁所在地となれた理由として
養蚕の影響が大きかったこと、
苦しい生活を訴えるために
自分を犠牲にした義民の存在、
西根堰や東根堰に見られる
農民の活躍と文化水準の高さ、
知らなかった福島が見えてきました。
学生時代とは
とかく時間を無駄にしがちで、
今思うと
勿体ないと思うことばかりです。
充実した高校時代でしたが、
もっと勉強してもよかったと感じます。
せっかく一流の先生に教わっていたんだから
もっと話を聞いて、
もっと質問して、
自分を磨いてもよかったな、と。
時間は貴重な財産である、
時間だけは等しく与えられたものである、
使い古された言葉の重みを
今になって感じることばかりです。
子どもたちにも
同じように伝えていくこと、
自分の経験を添えて
言葉にしていくことも
私にできることの一つなんだろうな、
と思うのです。
志事すんぞ!
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