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責任をとらないから

4月30日 曇りの福島伊達

先日は日本一の暑さだった梁川町。

32度となると

この時期では嫌になるくらいですが、

真夏のことを考えたら

まだまだ序の口だよなと

感覚がマヒしている自分です。

さて、責任をとらないから、の話

友人と集まる機会があり、

酒を酌み交わしながら

いろんな話で盛り上がりました。

その話の中で

最先端の工学に関わる友人から

半導体分野の知見を聞くことができました。

熊本が盛んになった理由

反対に福島でできない理由

今後の展望

めっちゃ面白い。

 

個人的に気になったのは

補助金が入りすぎても、という話です。

国家戦略として

護送船団方式よろしく

半導体部門に力を入れ

今後の国家の発展を図るために

まずは補助金を投入する、のはわかる。

でも、その補助金が入りすぎると

失敗しても痛手を負わないがために

取り組みに甘さが出るのが心配だと。

なるほど。たしかに。

 

責任を負う、責任を取る、

出来得るならば避けて通りたいものですが、

何かを得るためには

リスクは避けられません。

大きな飛躍にはリスクが付きまとうものです。

借金を背負う、そして返す

従業員を雇い続ける

製品の品質や安全性

責任やリスクが付きまといます。

そういったものが重荷なる反面、

乗り越えるエネルギーにもなります。

入りすぎる補助金が

そのエネルギーを奪いかねない、

ということでした。

 

責任をとらないから、でいえば

身近なところだと

中合の跡地もでしょうね。

何をつくるにしても

だれも責任をとらないんだから、

うまくいかないでしょうね。

テナントが入らない、って

商売人から言わせれば、

採算が取れるなら企業が自分でやりますよ。

建物作ったって、

行政がいつまでも税金を投入してくれれば、

あり続けることはできちゃうんですよね。

地域住民の声を聞くとか言ってますが、

公園にしろとか、スーパーにしろとか

いろんな方向をむいた声を聞いて

どうするのか。

どれを聞き入れても角は立つし、

地域住民自体が責任を取るわけでもないし。

 

責任を取る、って

大変なんですよね。

重いんですよね。

できれば、背負いたくないし

誰かにお預けしたいし。

でも、そんなことしても

いい方向にはいきそうにないんですよね。

 

公私につけて、なにかと責任がつきまとう

そんな世代の話題でした。

 

志事すんぞ!

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