読解力の低下
投稿日:2024年4月22日
4月22日 晴れの福島
日曜日のイベントは大盛況。
気温も上がり、人も動きやすかったようです。
毎月継続したイベントも
ようやく定着しつつあって、
仲間も増えて、ありがたいなぁ。
さて、読解力の低下、の話
知人との話の中で
最近の高校生の読解力が低下している、と。
文章を読んで
筆者の主張を読み取ったり、
登場人物の考えを推測したり、
物語を通して伝えたいことを汲んだり、
そうした
読解力が低下していると感じているようです。
大学入試の共通テストでも
センター試験よりも多くの文字数が課せられます。
しかも設問の中に
複数の文章が組み込まれたり、
グラフや図表といった情報が盛り込まれたり、
わざわざ複雑にしているものも見て取れます。
おそらく
高校生だけでなく
大人が時間無制限で読んだとしても
読解に至るかどうか。
読解力の低下はもちろん課題の一つですが、
そもそも「解」に取り組む以前に
「読」が圧倒的に足りないのでは?
正しく読む、
早く読む、
意味を調べながら読む、
考えながら読む、
幅広いジャンルを読む、
深く読む、
文章に触れる機会が
国語の授業だけだったり、
入試問題の文章だけだったりすれば
読解力はそれなりです。
体育の授業だけで、
甲子園には行けません。
そういうことです。
小中学生の読書習慣
活字に触れる体験
没頭する読書が
読解力のベースになると思います。
ぜひ地道な読書体験を
親子で楽しんでもらえれば。
志事すんぞ!