所得制限
投稿日:2022年10月7日
10月7日 雨の福島伊達
伊達市の聖光学院野球部が国体で準優勝。
すごいですね。
野球部には市内の子だけでなく、
県内県外からも多くの子どもたちが来ています。
親元を離れ頑張っている高校生たちですが、
市内でボランティアをしてる姿も目にします。
すごいなぁと感心します。
さて、所得制限、の話。
私は子どもがいないので実感しないが、
様々な場面で所得制限がかかっているそうだ。
これを、公平とみるか不平等とみるか、
意見が分かれそうだ。
所得制限がかかる事例はいろいろある。
保育園の保育料が数千円の世帯もいれば、
数万円になる世帯もある。
高校の授業料が満額補助となる世帯があれば、
補助がない世帯もある。
大学の奨学金を受けられる世帯もあれば、
まったく受けられない世帯もある。
理由は、それなりに所得があるから。
お金を持っている(であろう)世帯は
お金を支払ってね、ということか。
所得の再分配、と言われれば
確かにそうかもしれないが、
所得制限を受け続ける世帯からは、
不平も不満も出る。
なぜなら、高所得世帯は
それなりの税金を納めているからです。
所得制限を受け続ける2000万円世帯だとすると、
所得税や市民税、健康保険や年金といった支出で
700万円ほどが手元から消えます。
残った金額だけ見れば、庶民からすれば
大きなお金ですが、
多額の税金を支払った上に
まったく補助がない、負担だけが増えるとなれば
一生懸命働くことに
馬鹿々々しさを覚えるだけでなく、
分断すらも生みかねない。
税金を支払ったはずなのに高負担、
みんなで支えあうはずなのに
支え続ける一方、
それでは、うまくいくはずもなさそうです。
所得制限を改める自治体も出てきました。
そういった自治体では、
すでに人口の流出が止まり、
人口流入、そして人口増加に転じているそうです。
保育園や幼稚園の費用が、
小中学校の給食費が、
高校そして大学の授業料が、
所得制限なしの無償化がなされたならば、
高負担にも違う見方ができるかもしれません。
志事すんぞ!