小論文指導中
投稿日:2020年11月14日
秋晴れの福島伊達
地元の小学校では学芸会が開催されました。
出席者を限定したり、
オンラインで配信したり、
ご苦労されているようです。
いつもと違う形ではありますが、
それはそれで思い出になるかな。
さて、小学生、中学生、高校生と
共に学ぶ志学白雲館。
高校生には国語を担当していますが、
この時期は例年小論文の指導をしています。
小論文は「教える」ではないな、と感じます。
受験生自身の力を
引き出したり
伸ばしたりするものだからです。
受験する学部学科に合わせて
よく聞かれるテーマがあります。
まずは、予備知識を入れるため、
テーマを示し情報収集してもらいます。
そこからメリットデメリットなどを
客観的多面的に把握し、
自分の意見を考えさせる、流れです。
知識に関わる面を教えることはありますが、
やっぱり
大事な自分の意見は
自分自身で判断するものです。
教えることはできません。
時に、高校生の意見と、自分の意見が違うことも
当然起きます。
どんな意見でも、否定はできませんので、
注意するところです。
一つのテーマでも数回書き直します。
先日、書き進める中で、
ちょっとしたコツを掴んだようで
「分かったかも。こうすればいいんだ」と。
自分になりの気づきを話してくれました。
実は最初から話していたことでもあるんですが、
いざ、自力で進めていくと
できていないものです。
知識と経験がかみ合った瞬間
閃くというか
繋がるというか
そんな喜びがあったようです。
書き直しをしながら、
より良い形に自分で気づいてくれて
うれしく思います。
まぁ、小論文の勉強には
終わりがないので、
もっと深遠なものだけれど、
ちょっと進歩した高校生を見てると
うらやましく思えてきます。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪