便利なネットの浸食
投稿日:2020年5月15日
曇り空の福島伊達
昼間は暑くなるようですが、
この時間はまだまだ冷えます。
昨日は中学校の登校日。
新しい課題の配布され、
今後の日程が通知されました。
よし、来週から分散登校だけど頑張るぞ、
と思っていたら
国からは緊急事態宣言の解除。
ちぐはぐだなぁ。
学童部門は分散登校でも朝から開所が継続、
学習塾部門は分散登校ゆえに参加人数が
制限されるため学校に合わせて休校、
Zoomによる自学支援を継続します。
毎日、早くみんなと会いたいと思うばかりです。
さて、感染拡大予防のため
自宅でのテレワークが推奨され
ウェブ会議システムの導入が進みました。
通勤時間をかけることなく、
自宅で仕事ができるため、
生産性が上がったという声が聞かれます。
仕事だけでなく
プライベートでもウェブ会議が活用され
Zoom飲み会なんかも行われるようになりました。
わざわざ外に出なくてもいい、
終電を気にしなくてもいい、
そんなメリットがあるようです。
しかし、デメリットも聞かれます。
終わる時間が決めにくく、
いつまでも飲んでしまう、
という家だからこその難点も。
そしてもう一つ
家族に遠慮、家族も遠慮して
過ごさなければならない、という
デメリットが出てきました。
個人的なプライベートの環境に
容易に入り込んでしまう弊害も
聞こえるようになりました。
大人だけでなく、
子どもたちにもネットによって
プライベートに入り込みすぎている、と
感じることがあります。
「7時からゲームしようね」と
約束をする子どもたち。
家に帰って、夜の7時から
ネットを使ってゲームをする。
便利な世の中ですが、
どこでも、何時まででも
友達と繋がれることは
はたしていいことなのでしょうか。
ネットとはいえ、
夜の7時に
お互いのプライベートの環境を
浸食しあっているわけですから。
そこには家族の時間もあるでしょう、
また
個人の時間、一人で過ごす時間も
削られていきます。
友達は大切です。
だからといって
のべつ幕なし共にいるのは
依存でしかないように感じます。
小学生には群れる時期があり、
成長するにしたがい
一人の自分と向き合う時期がくるのですが、
一人になれる時間がない、
一人になる環境がない、のも
不健全であるような気がしてなりません。
便利なネット、
その便利さが
お互いのプライベートを侵食している、
という視点も、必要だと感じます。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪