自主性を生む仕掛けとは
投稿日:2020年5月14日
快晴の福島伊達
気持ちのいい朝です。
毎日がこんな朝だったら
すがすがしいスタートになるんでしょうね。
今日は中学校の登校日です。
午前中しかも10時前の下校。
課題の回収と配布、
そして健康管理、生存確認が
目的だと思われます。
8時半までの登校なのに、
みんな早いの。
学校行きたいんでしょうね。
外に出たいんでしょうね。
今後の分散登校、
どんな形で行われるんでしょう。
学校によっては男女別の登校だそうです。
伊達市の中学校はどうなるんでしょう。
三密を避けるためなら
廃校になっている小学校を使うのも
ありなんじゃないかな。
さて、大学の先輩が新聞に載っていました。
福島市飯坂町でNPO法人を立ち上げ
子どもたちに
自由な遊び場を提供する活動をされています。
その中で、
大人が何かをさせるのではなく、
子どもたちの自由な発想を大事に
遊びを支援されているそうです。
また友人の農家ラッパーさんも
休校中の子どもたちと勉強をするときに
自主的な学びの大切さに気付いたと
SNSに書いていました。
自分で、決めて動くときに、
やらされるよりも効果が高いと
感じることが多々あります。
遊びにしろ、勉強にしろ
お二人のように
自由、自主を重んじるのは
とても意味があります。
ただし、自由と自主性には
落とし穴もあります。
自分がやりたいことだけをし、
やりたくないことはしない、
それも自由と自主性だと
言えていまうからです。
遊びならそれもいいでしょう。
勉強だとそうもいきません。
特に義務教育においては、
避けるべき要素は少ないと思うのです。
毎日学童の子どもを見ていると、
気分が乗る時もあれば、
なかなか進まない時もあるようです
そんな時でも、
「できる」を意識させて
課題を細切れにするとうまくいきます。
小4は都道府県の暗記が課題で出されています。
47都道府県を漢字で書けるようにする、が
課題とされていますが
いきなりやらせたら拒否反応が強くなります。
そこで、
①地方ごとに言える
②2地方、3地方、4地方、、、全部が言える
③ひらがなで書ける
④漢字で書けるものを増やす
と段階を踏ませると、
できるようになるんですよね。
小5は曜日を英語で言える、
という課題がありました。
すでに全員が言えるようになり、
今は書く練習中です。
1日1つの曜日を書けるようにし、
あと2つを残すのみ
1日目は1つ
2日目は2つ
と課題を増やしていくだけです。
できるようになりたい、という
自主的な気持ちになるよう、
仕掛けをする、のが
教育に携わる大人の役割だと
思うところです。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー♪