木を見て森を見ず、小学生の国語から
投稿日:2019年8月31日
土曜はいつもより掃除を長くする日にしている。
いつも以上に、いつもはできない所を
掃除しています。
今日はエアコンフィルターのお手入れ。
講習前にもやっていますが、
フル稼働でしたから
こまめにお手入れです。
それにしても、
新しいエアコンはホコリが付きにくいし、
手入れもしやすいですね。
何ででしょう。
さて、昨日は小学生の国語の授業。
俳句や古文といった
普段触れない文章を学ぶ単元です。
歴史的仮名遣いが出てこないように
現代俳句が扱われていました。
「斧入れて香におどろきぬ冬こだち」
俳句は詩の仲間で
五七五の定型になっていることや
季節を感じさせる季語を入れ込む、
といった基本から指導。
テレビで俳句を取り上げた番組もあるおかげか
結構すんなりと理解してくれました。
先にあげた句で確認をしていて
季語は「冬こだち」
季節は冬まではよかったんですが。
言葉の確認と思って
「こだち」って何かな?と聞いたら
「子ども達」と返答がきました。
!?
冬の子ども達に、、、斧入れるの?
しかも、その香りに驚いちゃったよ、って?
急にスプラッター系のサイコパスの句になったわ。
確かに「kodachi」という音から
「子ども達」が出てこないこともありません。
でも、当てはめてみると
おかしなところが出てきますよね。
小学生たちも
説明してあげるとちゃんと理解します。
木を見て森を見ず
部分だけを見るのではなく
全体を見ましょう、ということ。
部分的に確かそうな答えでも、
全体を見て、
イメージをしたときに、
当てはまらない。
そういうことがあります。
算数でも、計算上出てきた数字と
解答にすべき数字が違うことがあります。
部分では正しくても、
全体では正しくない。
もっと広い視野とイメージする力を
育んでいきたいですね。