テストの点数が高いのに評定が低いのは
投稿日:2018年12月4日
2018年12月4日
あったかい福島伊達。
代表渡辺が更新です。
風邪もすっかり治しました。
従業員には有給がありますが、
経営者にはそんなものはありません。
恥ずかしながら塾業界は
ブラックだと言われる昨今。
少しずつ改革改善を図っていますが、
経営者は誰も守ってくれません。
健康第一、体調管理も仕事のうち、
という言葉に納得してしまいます。
さて、評定はどう決まるのでしょうか。
先日ツイートで別な地区の情報が流れていました。
「中3同じ中学校の同級生、
学校の定期テストの数学の点数が、
69点で内申4、
89点で内申3。
頑張った生徒が報われない内申制度って
どうなんだろう?!」@shukoseminar
これ、よくあることです。
ちなみに内申はこのあたりで言う評定です。
内申や評定は、
入試際に基礎点数として加算されるだけでなく、
校内の推薦選抜においても重視される
大事な指標です。
上記ツイートでは
点数が悪くても内申が良いのはおかしい、と
疑問を投げかけています。
定期テストのがんばりを
評価してほしい!ということです。
定期テストの点数が高いから内申も評価してほしい
と当たり前の要求かもしれません。
しかし、内申や評定の仕組みからすれば、
点数だけでは決まらない状況が見えてきます。
内申や評定を決める要素が
定期テストだけあるならば、
テストの点数によって決めるのが筋です。
しかし、多くはそうではありません。
提出物の提出状況や
日々の小テストの結果や
授業態度も問われます。
”え~、じゃあ先生の好き嫌いじゃん”
”えこひいきだ~”
と思うかもしれませんが、
そんな簡単なものではありません。
最近はご存知の方もいるでしょうが
アクティブラーニングが授業に取り入れられています。
授業を座って聞いているだけでは評価されません。
調べることも、発表することも、
友だと協力することも、
評価の対象です。
先のツイートのお子さんが、
定期テストに向けてがんばったのは一つの評価です。
ですが、その他のことはわかりません。
一番の問題は
何を評価するかが明確でないことです。
ルーブリック評価のように、
自己評価できるようにしていない点です。
”テストはがんばれたが、
その他はまだまだだったな”
と、自分で自分を分析できれば
双方にとって公平公正な評価ができると思います。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!