国語辞典との付き合い方②
投稿日:2018年9月20日
曇り空の福島伊達。
代表渡邉が更新です。
自民党総裁選は安倍首相が3選を決めました。
圧勝が予想されていましたが
石破候補が予想を上回り取ってましたね。
報道では「地方の反乱」なんて言われてましたが、
それだけギャップがあるということでしょうか。
さて、昨日に引き続き
国語辞典についてのお話となります。
国語辞典は調べ学習の基本。
五十音表を体験的に身につけることで、
理科や社会の用語索引も調べやすくなります。
また英語のアルファベットの順番から意味を調べる
英和辞典の仕組みも理解しやすくなります。
そういったことを昨日はお話しましたが
それでも
「英和辞典だろうが、理科社会だろうが、
スマホや電子辞書でいいじゃん」
と頑なに反論されそうです。
大人はそれでもいいと思ってます。
高校生は電子辞書も有用です。
ですが、
小中学生にはやはりオススメしません。
理由は「理解できないから」です。
せっかく辞書を引いても
子ども自身が理解できない辞書では
無意味だからです。
例えば「自然」という言葉がありますが、
それぞれの辞書によって
説明が異なります。
小学館「学習国語辞典」では
”①山、川、草、木など、人が作ったものでないもの”
”②ありのままのようす”
とあります。
しかもルビが振ってあります。
一方、同じ小学館でも「現代国語例解辞典」では
”①山、川、海、草木、動物、天候など、
人の手が加わらずに存在する物や現象”
”②Aひとりでになるさま。おのずから
Bわざとらしくないさま”
となります。
「学習国語辞典」は小学生が対象。
「現代国語例解辞典」は中高生対象。
対象が違えば、
説明の仕方が変わるのです。
ではweb上ではどうでしょう。
「weblio辞書 自然」には
たくさんの辞書が掲載されていますが
その中の一番上部の三省堂「大辞林」によりますと、、、
ここに書ききれないくらいの説明が書いてあります。
大人であれば、理解できますが、
小学生では、難しいです。
スマホを使って検索できても
「理解できない」んです。
ですので、オススメしません。
お子様の言葉の力にあった辞書を
ぜひお手元においてください。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!