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添削、その必要性とありがたさ

曇り空の福島伊達。

代表渡邉が更新です。

”万が一に備えてGPSで位置がわかる”

登山用のアプリがあるそうです。

事故やけがで遭難する恐れがあるので

こういう準備は大事だと思います。

ピン、ひらめきました!

このアプリと霊山ボルダーランドのTOPOを

組み合わせてはどうだろう。

TOPOは課題となる岩を紹介する冊子です。

GPSで岩を示しつつ

万が一に備える。

動画共有なんかもできたら

”安全”で”便利”なんじゃないかな。

そう思って、フェイスブックに記事を紹介しました。

そうしたら、思ってもみないことが。

霊山ボルダーランドを開拓した

商工会の先輩からコメントがありました。

簡単に言うと

電子TOPOは必ずしもなくてもいい。

動画共有もなくていい。

という話でした。

 

私はボルダリングはしません。

ですので、世間一般の”安全”と”便利”を

重視しました。

普通の考えです。常識的です。

でも先輩は違っていました。

ボルダリングをする人は違っていました。

彼らは自ら”危険”な場所に赴き、

簡単に登れない”不便さ”を楽しんでいたのです。

岩を探す楽しみ、

登り方を模索する楽しみ、

課題を克服する楽しみ、

それ伝える楽しみ、

”安全”でもなければ、”便利”でもない

楽しみ方をしているわけです。

 

私のアイデアは、あくまでアイデアで、

自分が実現しようとしているものではありません。

そのアイデアに対して

先輩は自身の見解を示してくれました。

自分ひとりでは気付けない部分を

見せてくれたわけです。

 

先日、国語の演習で

「推敲は自分で行なうものであり、

それだけでいいものはできない。

必ず他者からの添削が必要で、

それによって作品の力が増す。」

といった趣旨の文章があり、

思い出しました。

 

自分のアイデアをああでもない

こうでもないと考えるのは、

推敲に過ぎません。

アイデアを示すことで

先輩から、別な視点を与えられるのは、

まさに添削のようなものです。

 

別な視点を得る、添削をしてもらえるのは

当たり前のことではないということにも

気付かされます。

そこには他者、外部、社会といった

繋がりがなければならないからです。

twiiterのようなツールで繋がることもできます。

しかし、必ずしも

建設的な意見の出し合いになるとは限りません。

感情論の水掛け論になりがちです。

そこにお互いへのリスペクトがないからです。

 

今回は「霊山ボルダーランド」の未来という

共通の方向性があります。

そしてお互いを知り、

顔をつき合わせられる関係性があるからこそ

ひょっとしたら

意見の言い合いになったとしても、

修復できる関係だからこそ

(と勝手に思ってますw)

本気で考えるのだと思うのです。

 

自分には、青年部の仲間、塾の仲間、

地域を考える仲間、家族、友人、

添削をしてくれる他者がいてくれます。

自分も誰かの添削ができる人でありたいです。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

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