教え方の話(保原校 山本)
投稿日:2016年6月25日
こんばんは山本です。
タイトルほど大げさな話にはならないと思いますが、
期末試験が近いので、質問を受けることが最近は多くなります。
そこでの自分の中のルールです。
どの時期でも、質問を受けたときは、できるだけ
「答えを言わない」
どうも質問をしに来た生徒の中には、
ええから答えを教えんかい。的な空気が漂いますが、
そんな生徒はそのうち僕には質問に来なくなるので、よくわかります。
すぐに答えを教える、ほっといたら答えまで計算してくれる人は、
その生徒の成長の機会を摘んでるように思えます。
(なかにはこれ解ける俺ってすごいでしょ?な人もいますが、それは論外)
方針(ここが解れば解けるって部分)だけ考えさせて、
後の計算は自分でやろう。
が理想です。
全ては自分がいなくてもその問題が解けるように、
難問にぶつかったときに、まず何をしないといけないか、
なぜそれをしたのか、どうすれば自分で思いつけるか、
をできるだけ植え付けておきたい、といえば偉そうですが。
問題を解決する選択肢をできるだけ多く持って、
高校生なり、大学生なり、社会人になって欲しいんです。
答えを知って課題から抜け出したいだけなら、解答を写しましょう。
脳みそのなかに財産を残したいなら、少しでも考えましょう。