Ⅰ期試験に見える変化の意味(代表渡邉)
投稿日:2016年2月3日
昼間は暖かい福島伊達。梁川校から代表渡邉が更新です。
憧れだった人物の悲しい逮捕劇。残念でなりません。
人の心は弱いものですが、強くありたいと思う気持ちもまた一面にあります。
虚勢を張り、大声を上げ、力をふるっても、
内面からの強さがなければ
その強く見えたものも崩れ去るのでしょうね。
あの輝いていた頃には戻れないとしても、早く立ち直ってほしいものです。
さて、福島県の高校入試ではⅠ期選抜試験が行われました。
Ⅰ期選抜では、主に小論文作文と面接、スポーツ推薦では実技試験、
さらに調査書で合否が決められます。
F高校の小論文は新技術の開発に関するもの、
FI高校では将来の夢に関する作文が出題されていました。
ここまでは例年のⅠ期選抜と変わりはありませんでしたが、
ここにきて違う形の選抜試験が行われるようになった高校が見られました。
F高校やW高校では英文を読んで答える試験がありました。
それまで、学力試験を伴わない試験に対して
批判の声が上がっていました。
期選抜試験の合格者と比較して、学力不足と思われる生徒が内定していること。
さらに、Ⅰ期選抜内定者が入学後の授業についていけなくなってしまっていること。
県外の方に聞いてみると
「小論文と調査書だけ?学力試験はないの?」と驚かれます。
このままでいいのだろうか、疑問視する方が多くいたわけです。
その答えが、英文読解や口頭による教科に関する質問に表れているのではないのでしょうか。
高校は勉強をするところです。
義務教育ではないのです。
部活動だけをしていればいいというわけではないのです。
このままではよくない、その危惧が内容の変化に表れたのだと考えられます。
この傾向は来年度も続くと予想されます。
「勉強しなくても入れるⅠ期選抜」と揶揄されていましたが
そんな幻想から目を覚ましてください。
センター試験も複数回化が検討されています。
勉強する人に有利な状況に変化してきたということです。
全国大会に向けて半年努力すれば勝ち抜けるのか?
ありえないでしょう。
勉強も同じ。継続した人が強いし、評価されるシステムに変わりつつあるんです。
学年末試験が行われます。
中1、中2生は、自らのために変化できる人になってください。
よし、志事すんぞ!
さぁ、いきましょー!