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自分を甘やかさないスピードへの意識

朝が寒くなった福島伊達。代表渡邉が梁川から更新です。

午前中から打ち合わせで梁川にいましたが、

この時間の更新になってしまいました。

時間があっという間に過ぎていきます。

受験生との時間も、いつもあっという間。

「精神と時の部屋」が欲しいと本気で思ってしまいます。

 

今日は、国語と公民でしたが、

新教研の考えて、早めに進めました。

覚えることがたくさんあります。

数年前は3年生になったら公民分野の勉強になっていました。

しかし、今は2学期あたりからスタートします。

それだけ地理と歴史の時間が増えているはずですが

出来るようになっている感じはしません。

 

話は変わりますが、

先日ある高校生と話していて、

「高校選択間違えた」と言っていました。

その塾生は1.5倍の倍率を勝ち抜き、人気のある高校に進みました。

第一志望です。

ですが、今になって大学進学を考えたら

もう少し上を目指すべきだったと思ったのです。

塾生はどうして、そう考えたのか。

進学校と言われる学校と、自分の学校では進度がだいぶ違い、

そのため、自分で自学しなければならない範囲がでてきてしまうのでした。

 

さっきの中学校の社会と高校生の話に共通するテーマがあります。

それはスピードです。

 

現在のカリキュラムでは、地理と歴史を中3の1学期まで行い、

ゆっくり丁寧に進めようとしています。

しかしその思惑通りに行くことはなく

むしろ、苦手な生徒が増えている印象があります。

 

一方、高校の進学校では、理解の深度に関わらず、

どんどん進めていきます。

高1の2学期に1年生の内容を終え、3学期から2年生の内容に。

高2の1学期から2学期初めに2年生の内容を終え、3年生の内容に。

高3の夏には、3年生までの内容を終え、そこから入試対策に。

このスピード感が、進学実績を生んでいきます。

 

私見ですが、ゆっくり時間をかけることよりも、

短い時間に一定の成果を上げようとする勉強の方が、

受験勉強にとってはいいと思うのです。

 

学問のそれとは違います。受験に限ってです。

学問の喜びの中には、時間を忘れて一つの事を考え抜いたり

調べたり、取り組んだり、制作したりすることがあります。

 

ですが受験においては、スピードではないかと思うのです。

教える側が速かったとしても、教わる生徒は意外とついてくるものです。

もちろん配慮は必要ですが。

和田秀樹氏は、濃い1回よりも、薄く3回やった方が効果的だと述べています。

人間は忘れる生き物であり、触れる回数が多いものほど

脳は重要だと認識するのであれば、

同じ時間で1回よりも3回の方が効果があるのです。

 

では3回するには?

スピードアップです。

 

同じルーティーンを、昨日よりも速くできているか、

時計を見ながら勉強していってください。

あなたはもっと速くできるはずです。

自分を甘やかして時間稼ぎしたって、

〆切は待ってくれません。

自分ならもっと速くできる!という意識を。

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