考えること (梁川校 青田)
投稿日:2015年10月16日
こんにちは。青田です。
良い天気が続いております。
紅葉が見ごろになった山へドライブに行きたいですね。
しかし、朝晩の冷え込みも厳しくなっております。
体調を崩しやすいので、お気をつけ下さい。
いきなりですが、問題です。
「三角形ABCにおいて、∠A=70°、∠C=50°のとき、∠Bの大きさは何度ですか?」
さて、この問題どう思いますか?
ほとんどの人は、
「三角形の内角の和である180度から2つの角を引けば良い」
と思うでしょう。
でも、この考えが「浮かばない」、または、「理解できない」子どもたちが増えてます。
ウソ!だと思うでしょう?残念なことに本当の話です。
最近、自分で「調べる・工夫する」ができない子どもたちが増えています。
「何かについて考える」ということをせずに育ってきたのが原因でしょう。
私が子どもの時は、勉強でも遊びでも「今あるもので、どうするか?」を考えていましたが、
今は、苦労せずに物が手に入り、ゲームやスマホで簡単に時間を潰せる時代です。
そんな世の中ですから、子供たちが全て悪いわけではありません。
しかし、考える力を失ってしまっては生きていくことはできません。
子供たちには、勉強だけでなく遊びや生活も考えて行動して欲しいものです。
「スプーンがない状況でプリンをどのように食べる?」
ぜひ、ご家庭でお試しください。
子どもたちの考える力を見ることができると思います。