発想の転換
投稿日:2025年11月17日
11月17日 暖かい福島伊達
春なのか、と思うくらい
温かい一日でした。
それも今日までで、
明日からは
雪を心配しなければならなそうです。
さて、発想の転換、の話
パズルと天気
伊坂幸太郎 PHP研究所
伊坂ワールドの魅力がつまった幸せな短編集
マッチングアプリでしか出会えない「名探偵」、
天気のことばかり話す男、
犬たちの逆襲?!
他人のことはパズルだと思うよりも、
天気だと思ったほうがいい (本書帯より)
伊坂幸太郎さんらしい
発想や着眼点から話が進められていて、
普段の会話のような気楽さと
非日常を味わう楽しさがある一冊でした。
仙台にご縁がある作家さんなので、
出てくる地名にも馴染みを感じるだけでなく、
ひょっとしたら現実の出来事なのか、
と思えてくる不思議な感覚でした。
今年、中学校の教科書が改訂され、
新たに伊坂幸太郎さんの
書き下ろしが加わりました。
うらやましい。
仕事柄、教科書を購入し拝読しました。
これを読んだ中学生が、
逆ソクラテスとか、手に取ってほしいな。
氏のような発想の転換って
普段の生活ではなかなか難しいものです。
ですが、
ちょっと苦しいことでも、
見方や捉え方を変えるだけで、
違うものになるはずです。
今、近隣の小中学校では
インフルエンザが大流行しています。
中3受験生でも罹患する子が増えました。
勉強する時間が減った、と
思うかもしれませんが、
入試直前じゃなかったのは
ラッキーだったかもしれません。
今は合否ギリギリの成績、だとしても
ということは
頑張らなければ不合格、だし
頑張ったら逆転できる、ってこと
ととらえれば
今後の時間の使い方は真逆になります。
そしたら、数か月後の
得られたものは全く違うはずです。
自分ひとりで
物事の捉え方を変えるのは
簡単ではありません。
だから、文学だったり、
他人との関わりだったりが、
その人の人生を変えるきっかけに
なることがあるんでしょうね。
志事すんぞ!





