生き残る努力
投稿日:2025年9月2日
9月2日 暑い福島伊達
今日も夏の暑さです。
これだけ暑いのに、
地球の歴史から見たら
今は氷河期にあたるそうですね。
浮世は夢の如し。
さて、生き残る努力、の話
先日教材会社さんが来て、
いろいろと意見を拝聴しました。
高校の低倍率化、
入試のICT化、
デジタル教材の活用、
そして最近の塾業界の話など。
都会では少子化とはいえ、
まだまだ子どもはいますし、
中学校受験も盛んです。
民間教育産業の需要は少なくありません。
一方で、地方を見てみると
昔を知る人からすれば
悲惨な状況、だそうです。
子どもの数は半分以下となり、
高校受験も定員割れで形骸化、
地域に残る保護者の
受験に対する考え方の違い、などで
塾に通う子どもが
大幅に減っているそうです。
我々が過ごした
バブル期、団塊ジュニア世代の
学習塾業界であれば、
子どもがいましたから、
塾自体の数も多かったでしょうけど、
令和の今は
地域に塾があればまだいい方で
中学校の近くに
歩いて通える塾がないところも
少なくありません。
私どもとて、
楽な経営ではありません。
生き残るための努力を
日々続けています。
まぁ、どの業界だってそうですけどね。
その努力を
軽んじたり、止めたりしたところから
ヤられるだけです。
もちろん、自分の努力だけで、
解決できないことも多々あります。
周囲の環境や社会情勢は
個人の力が及ぶところではありませんから。
それでも
自分がやれることをやる、
力を尽くした上で
いろんな歯車が回っていく
そんな気がします。
学童併設だってその一つです。
中受がある都会に負けぬよう
勉強す学童を作ったけれど、
そうした取り組みがなければ
今の塾はないでしょう。
地方の塾には地方の塾なりの
戦い方、生き残り方がある。
できれば、
地域の子が勉強できる環境を
地域の人間が支えていけるよう
守り続けていければ。
志事すんぞ!
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