〒960-0782 福島県伊達市梁川町字中町42-3

伊達市梁川町保原町の学習塾・志学白雲館 はくうんかん児童クラブ

連絡先

トップページ > 白雲館日誌 > 塾の出来事 > 言葉に動かされる

言葉に動かされる

6月2日 晴れの福島伊達

週末は寒いくらいでしたが、

今日は、もう、暑いの。

どうにかなんねですかね。

 

さて、言葉に動かされる、の話

ふと耳に入ってきた音楽や、

手に取った小説の一節に、

思いがけず感動することがあります。

しかも、すごく。

先日も、ラジオから流れてきた

音楽の歌詞に

心を揺さぶられました。

 

その音楽は、ご存知スピッツの

「魔法のコトバ」です。

今までだって、

聞いたことはあるはずなのに、

今の自分にはまったんですよね。

”魔法のコトバ 二人だけにはわかる

 夢見るとか そんな暇もないこの頃

 思い出して おかしくてうれしくて

 また会えるよ 約束しなくても”

自分を支えてくれる言葉、

それを投げかけてくれた人のことが

ぶわっと思い出されます。

 

さらに、最近読んだ本からも、

心が揺さぶられました。

「本売る日々」

青山文平 文藝春秋

江戸時代、本の行商を生業とする主人公が

本を通して関わる人の思いを知る話。

ちょうど大河ドラマも

江戸時代の本屋の話とあって、

手に取ったわけですが、

蔦屋ほど派手ではない、

地方の本屋の話。

本を手に入れるのが難しい時代。

そんな時代の様子が

垣間見れれば、くらいの気持ちでした。

その本の中の話の一つに

村にいるお医者が

地域の医療のために本を求める話があり、

その中の一節が忘れられません。

「村医者は逃げられぬのです」

たくさんの医者がいる町ならば、

他の医者に任せることもできます。

しかし、医者が一人しかいないような

小さな村ならば、

生命を守る責任が重くのしかかります。

それでも、逃げられない境遇。

責任の軽重はありますが、

自分にも重なる気がして。

 

いつになっても

言葉に動かされる。

だから、音楽も本も

やめられません。

志事すんぞ!

白雲館日誌

月別投稿一覧

塾の案内

コース紹介

入塾の流れ

はくうんかん児童クラブ

更新情報を配信しています!

  • feed
  • follow us in feedly

RSSはRSSフィードというソフトを利用すると
 更新記事を配信してくれる機能です。

このページの先頭へ