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鬼滅の刃考 二つの道

すごく寒かった福島伊達

9時過ぎでも氷点下5度の福島市。

ここまでくると、

頭がスッキリする気持ちよさ。

桜づつみ公園から見る

吾妻小富士がきれいでした。

今夜も寒いようです。

体調管理、水道設備の保全

ご注意ください。

 

さて、大流行の鬼滅の刃。

学童の子たちに勧められて、

ハマりました。

漫画もアニメも映画も見ました。

今後のアニメ化が待たれます。

 

で、物語を読み進めて考えることがありました。

それは、

出会いは大事だということです。

主人公である竈門炭治郎は

家族を鬼に殺され

唯一残った妹も鬼なってしまいました。

鬼なった妹を守るために、

苦難の道を歩むわけです。

また、鬼を退治する鬼殺隊の中核である

柱と呼ばれる隊士の中にも

辛い経験を経て

鬼と立ち向かっている人もいました。

自分の辛い体験を

人を守る優しさに変えていったわけです。

 

一方で、鬼たちは

人間を食らうために、

人里を襲います。

鬼の中でも実力のある鬼は

十二鬼月と呼ばれ、

上位6鬼が上弦と位置付けられています。

上弦の鬼たちの物語を見てみると

こいつはひどい奴だな、と

憎たらしい鬼がいますが、

中には炭治郎や柱同様

辛い経験をしたことで

鬼になっている者もいるのです。

 

鬼殺隊になった者と

鬼になった者は何が違ったのか。

それは

指導者との出会いでした。

家族を殺された炭治郎は

水柱、富岡義勇や

鬼殺隊の育手、鱗滝左近次と出会い

鬼を退治する側に。

一方で、辛い生い立ちを乗り越え

掴みかけた幸せを壊され鬼なった

上弦の参、猗窩座が出会ったのは

全ての鬼を統べる、鬼舞辻無惨。

強ければ、最愛の人を守れたのに、

という後悔の念を

無惨に利用され鬼となったのです。

 

どちらも、つらい経験です。

なぜ、鬼なる者と鬼から守る者に分かれたのか。

二つの道にあった違いは

出会った指導者です。

利己に向かわせる指導者と出会ったか

利他に向かわせる指導者に出会ったか。

指導者は何も、

先生師範だけを指すものではありません

親の姿もまたその一つです。

現在映画になっている

無限列車編のキーマン

炎柱、煉獄杏寿郎は

炎柱であった父の影響もさることながら、

早くに亡くなった母、瑠火が

死の間際に伝えた言葉に導かれています。

「弱き人を助けることは

強く生まれた者の責務です。」

この一言が、

不死の体を得られると

鬼になること誘う猗窩座に対して

死を予感してもなお

「俺は俺の責務を全うする」と

杏寿郎に言わしめる

矜持となったわけです。

 

私は、

たかが地域の塾の講師でしかありませんが、

子どもたちに指導する立場にあります。

指導者のはしくれとして

何を伝えていくか、

怖さを感じながら、それこそ

「責務を全う」したいと思いました。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー♪

 

 

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