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教育の力

雪が降り続ける福島伊達。保原校から更新です。

雪は降り続けているが大きく積もるほどではなく、積雪数センチ。

今後はどうなるか分からないけど。まぁ、油断せずにいきましょう。

 

パキスタンで学校が襲撃されました。

ノーベル平和賞のマララさんが訴えてきたことは彼らを啓蒙することなく

むしろ火に油を注ぐ結果となってしまいました。

 

一方の正義のために、もう一方の大事なものを破壊することは許されないはずなのに

弱者を狙った襲撃は卑怯千万です。

 

日本でも、女子教育が軽視されてきた歴史があります。

労働力としての子弟、彼らに教育は不要であり、

ましてや立身出世を望めない女子には教育はいらない、ということです。

 

しかし、日本では早く教育が広まりました。

教育の力を国民が理解していたといえます。

自分を高めることができれば、飯が食える。

新たなことを身に付ければ、地域が豊かになる。

だったら、学校を作ろう!学校に行かせよう!

 

教育後進国の人はどう考えているのでしょうか。

宗教の教義、民族的な価値観、児童労働などによって、

学校に行かせない、行かせられないという問題があります。

また、行かせることができたとしても、

国の指導者の思惑が垣間見られるような、

宗教的に偏った教育や、国粋主義的な民族意識を植えつける教育がされていれば、

今回のような事件が起こらないとはいえません。

 

本来、彼らが教えるような一方的な正義、絶対的な正義はありえないはずです。

襲撃をした人たちは、おそらく、自分を正しいと思っています。

そう教えられているからです。

それもまた教育の力なのです。

 

げに、教育とは恐ろしいほどの影響を与え、

教師とは恐怖を持ってその力を行使しなければならないと考えるのです。

 

これが正しいのだと、一方的に教えるのではなく、

正しいとは何か、を考えさせる教師になりたいと思います。

 

世界の全ての子供に、

自分を高め、幸福になれる教育がもたらされることを祈って。

 

さぁ、いきましょー!

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