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子どもを3人生む社会に必要なこと

与党国会議員の失言が取り沙汰されています。

主張の全てを聞いたわけではないので

擁護もしきれませんが、

人口減少への危機感からの言葉だとするならば、

対策を考えていかなければ。

 

まずは、エビデンスとしての資料ですが

いつごろから人口が減っていったのか。

戦後、人口が増加し団塊の世代が作られた50年代。

そのあと、団塊ジュニアの世代が作られた70年代。

上の図で示すように、

私たち団塊ジュニアの世代が出生率を維持できれば

踏ん張れたのかもしれない。

だが、そうはいきませんでした。

 

原因は一つではありません。

90年代のバブル崩壊で、

就職ができな人もいたでしょう。

女性の社会進出が進み、

晩婚化もあるでしょう。

男が草食化して、

恋愛行動に奥手になったこともあるかもしれません。

その中でも、

子どもを生みたい人への支援が足りなく、

子育てしにくい環境を改善していない、

ということがあるのでは?

 

女性の社会進出を謳う以上

晩婚化は避けることができません。

だったら、そういった夫婦に

妊活にかかる費用負担を減らしていく施策が

もっとあっていいのでは?

 

めでたく子供ができても、

育てやすい環境が整っているとは限りません、

だとすれば安心して生み育てることを

避けてしまうこともあるでしょう。

保育園の絶対数、そして保育士の不足。

幼児教育の無償化。

共働きを支える学童保育不足。

ベビーシッター、子育て家事の支援。

不登校や低学力層への個別的ケア。

逆に、高等教育の無償化。

すべては、

子育てに関する金銭的不安を解消することで

生み育てようとする人も増えるのでは?

 

今になって、

課題が問題になるまでほっとかれたのは、

なぜか。

私たち世代が、団塊ジュニアが

選挙に行かなかった結果です。

全てを税金で賄ってほしい、なんて

クソ甘えたことを言いたいわけではありませんが、

税金の使われ方を決めるのは

私たちの投票によるはずです。

 

個人消費が落ち込むのは、

将来が不安だからです。

その将来を決めるのは、

私たちの投票活動です。

 

誰に入れるのか。

どんな考えの人に入れるのか。

何を為そうとする政党を応援するのか。

今夏、参院選があります。

まずは、そこから。

自分たちが変わらないと

今より良くなることは難しいんじゃないですか。

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