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本は地元の本屋さんで

2018年11月7日

曇り空の福島伊達。

代表渡邉が更新です。

アメリカの中間選挙の大局が決まりました。

上院は共和党、下院は民主党が過半数。

ねじれ議会となりました。

大統領の強硬な右傾化に

下院では待ったをかける形となりました。

民主社会主義を掲げる若者が増えてきたことは

イデオロギーの変化ではなく、

政治へ求めるものの変化だといえそうです。

この変化が、

世界に、日本にどう影響を与えるのか、

気になるところです。

 

さて、そろそろ新しい本がほしくなってきました。

本屋にも行けてない状況ですが、

twitterやfacebookでは

気になる著作者の新しい本が流れてきたり、

友人が読んだ本、薦める本が紹介されたり、

その場に行かずとも、

ほしい本が次から次へと出てきます。

時間がなければ、

ネットで注文すればいいんでしょうけど、

あえて、地元の本屋さんに注文をかけます。

 

地域の本屋さんは数店本屋さんがあります。

福島市内にあるような大型の店舗のように

いろんな本があるとは言えません。

もちろん福島の本屋さんだって、

仙台などの都会の本屋さんから見れば物足りません。

ですが、地元の本屋に注文します。

 

自分がほしい本が必ずしもあるとは限りません。

だから、ネットで注文すれば、

探す手間もなく手に入れることができます。

それが悪いことではありません。

ですが、地域経済と文化の面から見ると、

地元で買って~!と思うのです。

若い人は、ネットを使えます。

AだったりRだったり、

ポイントもついてお得かもしれません。

個人単位で言えば。

ですが、支払ったお金は、伊達市内に

何一つ回ることなく、

スルーしていきます。

伊達市で生産した価値が、

外に流れていくだけです。

伊達市はいつまでも豊かになれません。

 

そのうち、本屋が無くなってしまったら、

どうなるでしょう。

 

若い人は困りません。

ネットで買い続けます。

ネットを使えない、

老人と子どもにしわ寄せが来ます。

とくに子どもには大きな打撃です。

本を読んでわくわくする経験が

損なわれるからです。

 

タブレットでいいじゃん、と言われるかもしれませんが、

紙の本には、紙の本のよさがあります。

めくる、という行為自体が

手を使った運動になります。

さがす、という行為が

記憶力を高めます。

本を並べて比較することや、

かたづける、といった行為にも、

子どもの発達を促す意味が見出せます。

 

残念ながら、

すでに本屋が無くなってしまった町もあります。

そうすると、福島に出なければなりません。

時間と経費をかけて、

福島に出なければなりません。

そうなってからでは遅いのです。

 

本に触れる文化を守るのは、

地域の一人ひとりだと思うのです。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

 

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