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いらぬ恐怖心と使える恐怖心

曇り空の福島伊達。

代表渡邉が更新です。

昨日はNTTのサービスについて

愚痴りましたが、

twitterにコメントをいただきました。

24時間フル稼働の工場では

保守管理のために契約しているとのこと。

必要なところには必要、ってことなんですよね。

ただ、自分のところの規模では、

自分のところのネット環境では、

必要ないということなんですよね。

月3000円が高いと感じる企業と

安いと感じる企業の差、でした。

 

さて、読書の秋ですね。

時間を見つけて本を読むようにしてますが、

今読んでる本の一冊は

小野不由美の「残穢」

映画化もされたものですが、

いやー怖い怖い。

当然映像や音はなく

字面だけですが、

目に浮かぶ情景、

聞こえてくる音、

生ぬるい感覚を

想像させます。

 

個人的には、ホラー物は好きではないのですが、

勧められたので読んでいます。

 

幽霊などをモチーフとした作品は

多々ありますが、

人間の恐怖心はどこから来るのでしょう。

生命の危機を感じるような場合、

間違えなく怖いですよね。

地震雷火事台風、といった災害もそうですし、

目の前に熊がいたら

そりゃ怖いです。

ですが、幽霊は生命の危機を感じるものではないはずです。

暗がりに”何かいる”のではないか、と

思っているだけですから。

おそらく何もいないんですよ。

ですが、怖く感じます。

 

疑心暗鬼という言葉がありますが、

想像による怖さなんですよね。

また、意味づけの怖さでもあります。

暗がりに何かいるのではないか、という

想像力。

人間ではない何かを創り上げているのです。

そして、そこに意味づけをしていきます。

この世に未練を残した人が、

成仏できず幽霊となる、みたいな

意味づけをしていくわけです。

物語を作るといってもいいです。

そんなの勝手に作り上げたものですから

いかようにもなりますよね。

いわば、無知であるがゆえに

恐怖を覚えるのです。

これはいらぬ恐怖心です。

 

娯楽として恐怖心を楽しむのは、

面白いかもしれませんが、

そんなものに悩まされる必要はないわけです。

 

ただ、この恐怖心を上手く使ってほしいとも思います。

人間には未来を描く想像力があります。

輝かしい未来を描く一方で、

描きたくないような恐怖の未来も。

受験に失敗する恐怖、

災害に見舞われる恐怖、

そういった恐怖の未来をイメージし、

避けるための行動をすることができるのも

人間です。

 

恐怖心も正しく使いたいものですね。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

 

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