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落合陽一著 日本再興戦略 

今日も暑い福島伊達。

代表渡邉が更新です。

落合陽一の「日本再興戦略」を読みました。

先日の「AI vs 教科書が読めない子どもたち」と合わせて

いろいろ考えさせられます。

どちらの本もAIの持つ可能性を肯定的に捉えています。

そして、先行きへの心配、

つまりは、子どもたちをどう育むかへの

警鐘が書かれています。

 

それについては、

自分は実践の中で対応していこうと思いますが、

今日は、氏の本から気になったところについて

書いてみようと思います。

氏は、仮想通貨の持つ可能性について、

述べていました。

自分はまだ、何一つ持っていない、と思っていましたが、

じつは持ってました。

例えば、クレジットカードに付いたポイントも

それらの一部と言えますから。

 

ということは、実はもうすでに、多くの仮想通貨による

経済が成り立っています。

これをもっと、

地域経済に生かしていくことが可能なのではないか、と

考えました。

 

簡単に言うと、

伊達市内で使用できる仮想通貨の発行です。

毎年、伊達市内で利用できる商品券を発行してますが、

あれを仮想通貨でおこなうのです。

 

あの商品券は、4カ月しか利用できませんが、

仮想通貨ならば、年間を通して利用できます。

また、必ずしも換金をしないで済みます。

そして、仮想通貨で地域経済を回すことで、

地元での消費意識が高まると思うのです。

 

実はこの取り組みは、もう行われています。

岐阜県の飛騨信用組合さんが、

地域商店とともに行い成功をおさめています。

 

さらに、観光に来てくれた方も

仮想通貨を買ってもらうことで、

お得に楽しんでもらえる仕組みを作れば

観光にも役に立ちます。

 

それから、クラウドファウンディングやVALUも

個人による信用創造も面白いと思いました。

先日もお話しましたが、

医師不足悩む自治体が多い中、

外部に働きかけるには限界があります。

だとしたら、地域から生み出すことを考えるべきですが、

医学部志望の大学生に行政から奨学金を出すことも一案です。

さらにいえば、

能力があって、志がある若者個人に、

投資や支援をしていく手法です。

地域から物心両面から応援するのです。

野口英世だって

野口家だけで医者にしたわけではありません。

地域から世界の野口を育てたのです。

同じことです。

 

落合陽一は、新しいテクノロジーの可能性を

示してくれていますが、

それを生かす人間の想いは、

大きく変わりありません。

世のため人のため、です。

それをもっと、効率的に生産的に行えると

感じさせる一冊でした。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

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