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高校の成績による給付型奨学金?ん~、反対。

秋晴れの福島伊達。

代表渡邉が更新です。

鼻炎が治りません。

もはやアレルギーなのか風邪なのかすら

定かではありませんが、

病院にも行けてないのが、

困りものです。

 

さて今日のYahooニュースに次のような記事がありました。

高校成績「4」以上→月3万円 給付型奨学金の自民案

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00000013-asahi-pol

 

大学生の奨学金は望ましいことですが、

正直これはダメです。

その理由をお話します。

 

高校の成績が「4」以上であれば

給付型奨学金を得られるとしたものですが、

高校の成績「4」に不平等があるからです。

 

進学校の「4」と教育困難校の「4」を

同じものとできるでしょうか。

数Ⅲ数Cを駆使する学生の「4」と

中学校教育の復習に終始する学生の「4」を

同じものとしてしまっては

本来、確かな学力があって大学に行くべきであるのに

学力がないまま奨学金を受けられてしまいます。

教育を受ける権利は平等ですが

努力の違いまでも無視するのは問題です。

 

私が学生ならば、

高校のレベルを下げて「4」を取りやすい

高校に行くかもしれません。

ギリギリ限界のハードルを飛び越えて掴む学力は

得られません。

結果、学力低下を招くのではないでしょうか。

 

また、私が良くない学校長ならば、

定期テストは極力、アホみたいに簡単にします。

全員が「4」をクリアできるように。

学生全員が給付を受けられるように細工をしたくなります。

学生からも、保護者からも喜ばれますから。

もちろん、

定期テストとは別の、

学力をしっかり図る内部テストを実施しますがね。

 

こういう時こそ、

外部模試やセンター試験などを活用し、

偏差値50以上ならば2万円

偏差値60以上ならば4万円

偏差値70以上ならば6万円

と差をつけるのがいいのではないでしょうか。

 

努力なく得られる給付型奨学金は

ばらまきと同じです。

ということで、今回の案には反対。

 

よし、志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

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