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感情だけではなく理性を働かせる(代表渡邉)

雨の福島伊達。梁川校から代表渡邉が更新です。

昨日は塾の先生方と夏期講習会の慰労会を。

いいか悪いかは別にして、年長年少の垣根のない気質なので

いつも楽しい飲み会になります。

 

さて、話は楽しくないものに変わりますが、

シリアからの難民として脱出を試みた幼児が海に打ち上げられる報道を

目にされた方もいると思います。

 

今ヨーロッパでは、その報道を受けて

移民を積極的に受け入れようというという機運が高まっています。

 

たしかに、あの幼児の無残な姿を見て心の痛まない人はいません。

できうるならば、移住を望む人が安心して暮らせるようにしてあげたいものです。

 

隣国トルコも、ヨーロッパの国々も、受け入れられる範囲で受け入れているはずです。

 

ですが、限界があります。

国家予算、受け入れる資金には際限があるからです。

もどかしい気持ちになるでしょう。

 

人間は感情で動く生き物です。

幼児の遺体を目にして、痛んだ心が、移民受け入れの積極化につながったわけですが、

感情でだけ動けばいいというものではないと思うのです。

人間は理性で動く生き物でもあります。

目の前の悲惨な状況を対処的に解決するのではなく

根本原因に切り込んで解決することが必要だと思うのです。

 

 

最近、感情でだけ動いて、対案のない批判が多いように思います。

大きく言えば政治、小さく言えば人間関係。

感情の動きは大事です。

でもそれだけでは、足りないと思うのです。

 

今回のシリア難民の問題は、

民主化を急いだせいで、国家の体が整わないままに

放任したのが間違いだったと考えられます。

 

難民として命がけで脱出を試みなくてもいいように、

自国シリアで幸せに暮らせるような支援が、求められるのではないでしょうか。

 

感情で心が動いたならば、

理性で頭を動かす。

車の両輪のように、働かせることによって、

しっかりと前に進めるのではないでしょうか。

 

 

よし、今日も志事すんぞ!

さぁ、いきましょー!

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